北山宏光主演ドラマ『君が獣になる前に』放送決定 ヤングマガジンの超話題作を実写ドラマ化
4月5日深夜放送スタートの『君が獣になる前に』。主演・北山宏光と監督・安里麻里氏が再タッグを組み、人間の暗部をとことんえぐる超話題作を映像化する。
■「かなりインパクトのある作品になると思います」
主演の北山、原作者のさの隆氏、プロデューサーの松本拓氏からコメントが届いている。
北山:「ただ離婚してないだけ」のチームに再びお話をいただけたことがとても嬉しかったです。原作、台本を読んで、このチームだからこそ作れる世界観だと確信を持てました。そして個人としても新たなスタートを切り、役者としても新たなスタートなので、今の自分にできる事を全力で向き合いながら作っていきたいと思います。
今まで積み重ねてきたものをこの作品で出し切れるように、監督やスタッフと話し合いながら丁寧にお芝居をしていけたらなと思っています。一度見てしまったら抜け出せない、かなりインパクトのある作品になると思います。ぜひとも最終話まで楽しんでください。よろしくお願いします。
さの隆氏:原作が「毒ガス」「テロ」といったセンシティブかつ攻めた内容だったので、ドラマ化と聞いたときには嬉しさ以上に驚きがありました。作品の実写化を引き受けていただいたキャストの皆様、制作陣の皆様には感謝の念が尽きません!
神崎と琴音の物語を実写の魅力と共に味わえると思うと、原作者として、また一視聴者として今からとても楽しみにしております。皆様にも迫力満点の実写クライムサスペンスを楽しんでいただけたら幸いです。
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■今、この時代に映像化に挑戦すべき題材
松本氏:私がテレビ東京に入社して約15年がたちますが、この間、様々な陰惨な事件が日本で起こりました。そのような事件が起こると、その事象は伝えられても、結局犯人の本当の心の中はわからない。いつもどこかやるせない気持ちになります。
そして、歴史はまた繰り返されていきます。原作を読ませて頂いたとき、この現代に対するメッセージ性を強く感じました。人の「獣性」というものはどこから生まれるのか。いったい何が人を「獣」にするのか。とても難しいテーマではありますが、今、この時代に挑戦するべき題材なのではないかと思い、映像化の企画を致しました。
松本氏:抱えきれない悲しみと憎しみに対し、人はどうあるべきか。私自身もこのドラマを経て、1つの答えを見つけられればと思っています。昨今のテレビドラマでは、まず見られないストーリーと演出になると思いますが、ぜひ、最後まで見て頂けたら幸いです。
「ミリオンジョー」「ただ離婚してないだけ」を経て、北山さんとは今作が3作品目。はじめてお仕事をご一緒してから、約5年の月日が経ち、役者として、また一味も二味も違った顔を見せて頂けることを楽しみにしています。ご期待ください。
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(文/Sirabee 編集部・ほさかちよこ)