古田敦也氏、中村紀洋氏が使用したバットの秘密に驚き 「原型は…」
中村紀洋氏が現役時代に使っていたバットの秘密を告白。ある名選手のバットを改良したものだったそうで…。
元大阪近鉄バファローズの中村紀洋氏が、元東京ヤクルトスワローズ監督・古田敦也氏のYouTubeチャンネルに出演。現役時代使っていたバットの秘密を語った。
■中村氏と小笠原氏が出演
1990年代後半から2000年代に「フルスイング」を武器に打撃タイトルを獲得した中村氏と小笠原道大氏がトークした今回の動画。
古田氏から現役時代使っていたバットの特徴について質問された中村氏は「長さが35インチ。おそらく僕が使ってるときは、一番長かったと思います」と説明した。
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■バットの秘密を語る
中村氏は「いろいろ改良をしたんですけど、原型は門田博光さんのバットです。このへん(芯のあたり)はそのままです。グリップだけちょっと太くしました。ほぼ、門田さんのバットです。長さも同じぐらい」と語る。
バットのヘッドを切り落としていることを古田氏が指摘すると「ヘッドを効かせるように」とコメント。
さらに「通常こんなの売ってないよね、ちょっと凹みがあるか丸みがあるかだもんね」と質問すると、中村氏は「売ってないですね。岩村くんがマネして、やっていました」と話した。
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■ヘッドを切るほうが飛ぶ
古田氏が「スパっと切るのがいいの?」と驚くと、「空気抵抗を考えて。丸いのも作ったんですけど、こっちのほうがボールが飛び出したんですよ」と告白。
バットの秘密に古田氏が「マジ? 関係ないやん」と驚くと、中村氏は「けっこうあるみたいですよ。僕らは力がないんで、バットを長くして、遠心力を使って飛ばしていた」と明かす。
そして「あとはグリップにテーピングを。これがないとバットが振れない、じつは。バッティングセンターで小学生用のバットも握れなかったんですよ、今でも握れない」と話した。