ひっそりとしていたい… 約6割が「目立つのが怖い」ために控えている行動
注目を浴びたい人も、世の中にはたくさんいるだろうけれど…。
誰かから注目を浴びたいと、必死でなにかしらのアピールをする人がいる。一方で目立つのが嫌なために、できるだけ人と違ったことをしないようにしている人もいるようだ。
■約6割「違ったことして目立つのが…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「自分の性格」に関する意識調査を実施したところ、全体で61.5%の人が「人と違ったことをして目立つのが怖い」と回答した。
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■女性に多い結果
性年代別では、多くの年代で女性の割合が高くなっている。女性のほうが、人の目を気にする人が多いのかもしれない。
ただ男性でも、すべての年代で半数前後の割合になっている。人と違うことで目立つのが嫌いな人は、男性にも多くいるようだ。
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■学生時代がおとなしくて
できるだけ目立ちたくないと考えている30代女性は、「学生の頃からおとなしいタイプの性格だったので、目立つようなことはまったくありませんでした。大人になってからも、その性格は変わっていません。できるだけ目立ちたくないので人と同じようなことをしている気がします。悪く言えば、無個性なのでしょうね」と気持ちを述べた。
個性的な人をうらやましいと思うときもあるが、「おかげで空気を読む力はあると思うのですが、抜き出たなにかもありませんね。自分をしっかりと持った人のことをうらやましいと思うこともありますが、私にはそのように生きていくのは無理ですからね。これからも、目立たないように生きていきます」と続けた。
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■地味に生きるようにする
目立たないと考えているネットユーザーからは、「私は目立ちたくないから、極力気配消す」や「職場とかでは目立ちたくないから、地味に生きるよ」などひっそりとしていたい気持ちを伝える投稿があった。
しかし複雑な気持ちを抱える人もいるようで、「目立ちたくないのに誰よりも悪目立ちして、その場を気まずい地獄の空気に叩き落とすのが得意だよ」や「目立ちたくないけど、チヤホヤされたい」と自分も気持ちをあらわにする人もいた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名