大阪万博に疑問や懸念の声「誰得?」「時代錯誤」 元文春記者も「ユニバに行けば…」
2025年開催予定の大阪万博にまつわる問題について、『週刊文春』元記者が言及。「この時代に大金投じて…」と疑問の声も。
■「誰のための万博?」疑問
また、建設費の増加や巨額の運営費が取りざたされていることに、「金がじゃぶじゃぶ出ていく状態。でも大阪は赤字補填はしないとか言い始めて。みんな責任は取りたくないっていう状態になってきている。本当に誰のための万博? という感じ。『誰得?』みたいな」と強調。
日本建設業界連合会の宮本洋一会長が、着工が遅れている海外パビリオンの建設について「デッドラインは過ぎている」と発言していたことにも触れ、「そもそもどんな感じでスタートするかも怪しい」と語る。
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■「ユニバに行けばいいんじゃない?」
万博会場の夢洲と同じ此花区には、人気のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」があることから、「楽しい気持ちになりたいのなら、ユニバに行けばいいんじゃない? 万博よりもユニバが万博だと思えばいいという気もする」と笑う。
「昔は世界との接点が少なかったから、いろんな国のパビリオンがあったらそれを覗き見れて面白いというのはあった。今はみんな海外旅行もしているし、注目的なアイコンがあるわけでもなかったら…」と話すと、甚野氏も「あまり魅力を感じない。客としても」とうなずいていた。
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■「意味もありがたさも感じない」の声
赤石氏らの指摘に、コメント欄では「誰得? って本当に思います」「『時代錯誤』…ほんとその言葉につきますね。海外旅行なんてめったにできなかった時代に庶民が海外の空気に触れることができるば場所だったのかもしれないが、この時代に大金投じて開催することになんの意味もありがたさも感じない」「大赤字になるの分かりきってやるのは行けども地獄か」との声が。
また、「能登出身です。道路や水道も復旧していません。できれば故郷に希望が持てることをお願いします」「大規模なイベントにお金掛けてる場合じゃないと思う」といった意見も見受けられた。