北海道の水族館、ボタンに書かれた“10文字”に衝撃 「連打したくなる」興味示す人続出
北海道の「北の大地の水族館」には世にも珍しいボタンがある。ボタン設置の経緯を館長に聞いてみると…。
■ボタン設置の経緯を聞くと…
今回取材に応じてくれたのは、「北の大地の水族館」館長の山内創さん。山内さんによれば、コロナ禍を機にボタンを設置したという。
山内さんは、「20年7月の設置時点、新型コロナウイルスの流行による休館などの影響で入館者数が落ち込んでいました。そんな中、せっかくご来館頂いた方とのコミュニケーションの場を増やしたいという思いで設置しました」と説明する。
普段、あまり利用者と接する機会の少ない館長と話せる画期的なボタン。1日どれくらい押されるのか気になるところ。
こちらの疑問をぶつけたところ、山内さんからは「平均すると1日1回以下です。平日は押されない日のほうが多く、休日でも3~4回です」という回答が寄せられた。やはり、いざ押すとなると勇気が必要なのかもしれない…。
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■気になる利用者の反応
新型コロナの感染拡大から4年経ち、以前の日常を取り戻しつつある。現在も、このボタンは水族館と利用者をつなぐ「架け橋」になっているようだ。
山内さんは、「ほとんどの方は『本当にでてきた!』と喜んでくださります。館内のご感想や北海道内各地の観光スポットの話、魚や鳥などの野生生物の話などをすることが多いです」と笑顔を見せる。子供がボタンを押して、館長から直接話を聞けば一生の思い出になるかもしれない。
北海道を訪れた際は、ぜひ「北の大地の水族館」に足を運び、ボタンを押してほしい。
【施設詳細】
『北の大地の水族館─山の水族館』
北海道北見市留辺留辺蘂町松山1-4
※詳細は公式ホームページから
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)