秋広優人は「読売ジャイアンツ打線のキーマンになる」 江本孟紀氏が独自予想
江本孟紀氏が読売ジャイアンツ打線のキーマンに秋広優人を指名。目指すべき打撃スタイルも提言。
■ホームラン王が期待されているが…
続けて江本氏は「私もこのバッターはどうしたらいいのかと。現実に去年打ったホームランからしても、どうみてもホームランバッターには見えないんですよ。身体が大きいからブンブン振り回して、ホームラン王バッターにという期待をみなさんしがちですけどね、私はちょっと違うんですよね」と指摘。
そして「阿部監督も松井臨時コーチも、多くの人がこれだけの巨体(身長2メートル)があって、ホームランバッターになってくれたらいいなと、当然そう思うわけですけどね。私も本当はそう思うんだけど、現実はどうかというのが問題」と持論を展開した。
関連記事:阪神タイガースの連覇は「間違いない」 江本孟紀氏が独自予想
■アベレージヒッターを推奨
江本氏はかつてメジャーリーグで首位打者を7回獲得したロッド・カルー選手を例に挙げたうえで、「私はむしろイチロー型のね。イチローとは行きませんよ。どちらかと言ったら、アベレージヒッターのほうがいいのではないか」とアドバイス。
また「今からホームランバッターになるには、フォーム的にもホームラン打者のそれではないような気がしてならない。持って生まれているミートの能力、インコースのさばき方もうまいんでね。むしろ、私はアベレージヒッターを目指したほうがいいのでは。イチローの亜流というか、無理なくヒットを重ねるほうがいい」と話していた。
関連記事:阪神タイガースの連覇は「間違いない」 江本孟紀氏が独自予想
■昨年は10ホームラン
秋広選手は昨年1軍に定着。121試合出場し、打率2割7分3厘、10ホームラン、41打点の成績を残した。
松井氏の背番号55を背負っていることや、身長2メートルの恵まれた身体だけにホームラン打者への期待もあるが、江本氏のようにアベレージヒッターとして見る声も多い。