『Nスタ震災13年「つなぐ、つながる」SP』 ホラン千秋が福島県内から中継する
3月10日午後3時から放送『Nスタ震災13年「つなぐ、つながる」SP』。3月4日から11日まで各報道番組が震災企画を展開。
■教訓を未来へつなぐ
東日本大震災から13年。2度と同じ犠牲、悲しみや苦しみを繰り返さないために、教訓を未来につなごうとする最新の防災研究を追う。東北大学の研究者らは東日本大震災で味わった無力感を糧に、浸水域のシミュレーションや被害予測を地震発生から数分後には可視化できるシステムの開発を目指している。
南海トラフ地震では空からの観測で被害を把握するには数日以上かかると見込まれている中、このシステムによってより迅速な救援活動が可能になる。
また、能登半島地震で注目された予想より早く到達する津波。その原因となった可能性のある海底地滑りによる津波の発生メカニズムを探るため、番組では専門家と大規模な実験を実施。そこで判明した新事実とは。
そして、能登半島地震で多くの犠牲者を生んでしまった建物の倒壊。専門家が指摘した耐震基準の“ある落とし穴”とは…。
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■井上アナ・ホラン両キャスターが出演
東日本大震災から13年となる3月11日当日は、『ゴゴスマ~GOGO!Smile!~』でMC・石井亮次が被災地の宮城県南三陸町を取材したVTRを展開し、『Nスタ』の井上アナ・ホラン両キャスターは福島県内から中継で出演。そして地震発生時刻の午後2時46分には、各地の慰霊の様子を生中継でつなぐ。
また、10日の特番の放送に先立ち、『Nスタ』『news23』『報道特集』『サンデーモーニング』などの各報道番組で、3月4日から1週間にわたって防災や震災に関する様々な企画を放送する「つなぐ、つながる WEEK」が展開される。
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■震災にまつわる物語を取材
『Nスタ』では岩手県大槌町の復興を見守ってきた「スバル製サンバー」が“動く震災遺構”として復活を果たす物語、津波と原発事故を乗り越えてついに世界へと羽ばたき始めた“浪江の酒”の蔵元の想い、そして津波で家も船も失った青年が1度は諦めた漁師の夢へ向かって奮闘する日々を取材。
『news23』では次の大地震に備える最新のAI防災技術や、福島の少年が見た能登半島地震などを取材。さらにJNN各局からも、全国各地の防災の取り組みや震災を経験した若い世代の新たな挑戦などを伝えていく。