『セクシー田中さん』騒動で“放送NG”も危惧 「代表作になるはずが…」木南晴夏に同情の声

『セクシー田中さん』がテレビで「再放送NG」になる可能性が危惧されている。主演を務めた木南晴夏に同情する声も…。

2024/02/26 04:15


 


 

■「放送NG」が囁かれる背景

『セクシー田中さん』に「放送NG説」が囁かれる背景には、先述したような世の中の反応が関係しているようだ。

「原作者本人が“改変”があったことを告白し、ネット上で波紋を呼びました。その後、芦原さんが亡くなり、テレビでも大きく扱われたことで、一連の騒動は多くの人が知ることになりました。仮に、テレビで再放送すれば、日本テレビや小学館、関係各所に対する批判が強まることが予想されます。そうした事態を恐れたテレビ局側が”自粛”することも十分考えられます。もちろん、木南さんをはじめとする出演者に落ち度はないのですが…」(前出・制作会社関係者)。

少なくとも、日本テレビの「特別調査チーム」による結果が明らかになるまで、再放送される可能性は低いかもしれない。


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■木南晴夏の「代表作」になるはずが…

前出の制作会社関係者は、ドラマ版で主演を務めた木南も今回の件で被害を受けた一人ではないかと指摘する。「木南さんが演じる田中さん役は好評でした。彼女はこの役を演じるにあたって、撮影の3~4か月前からベリーダンスのレッスンを受けたり、細身の身体を維持するために大好物のパンを食べないようにするなど、役作りに力を入れていました。一連の騒動がなければ、『セクシー田中さん』は木南さんの代表作になるはずでした。彼女も複雑な心境ではないでしょうか」(前出・制作会社関係者)。

芦原さんの訃報を受け、木南は1月31日に自身のインスタグラムのストーリーズで次のようにコメントしている。「どうして と思うばかりで 今の気持ちを表す言葉が見つかりません 先生ともっと話したかったです 田中さんの言葉は私の中にたくさん残ってます 心よりお悔やみ申し上げます この悲しみが連鎖しないことを願います」。

近年、原作漫画をドラマ化するケースは多いが、改めてテレビ局が原作者にどのように向き合うかが問われている──。


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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)、『不適切にもほどがある!』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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