春の陽気と真冬の寒さが行き来する2月 すでに衣替えを済ませている人の割合は…
急に暖かくなる日と寒い日が猫の目のように変わるこの頃。衣替えはいつくらいのタイミングですればよいのだろうか。
2月半ばから、全国的にゴールデンウィークのような陽気の日が続いたかと思えば、一気に真冬の寒さが戻ってくる、といったまさに三寒四温の天気が続いている。
画像をもっと見る
■いつクリーニングに出すのか
この季節の天気が気になるのは、花粉症などアレルギーに悩む人だけでなく、「冬物から春物への衣替えをどのタイミングでするか」ということだろう。
暖かくなってコートやダウンジャケットをクリーニングに出したり、片付けてしまったりした後で、また寒さが戻ってきてがっかりした経験がある人もいるかもしれない。
現在、どれくらいの人が春物への衣替えを済ませているのだろうか。
関連記事:本来は10月1日が伝統の「衣替え」 すでに済ませた人はわずか1割
■まだ当面しない人が7割
Sirabee編集部が、2月16〜18日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「春物への衣替え」について調査したところ、「すでに始めた」と答えた人はわずか4.1%。「まもなく始める」との回答が23.5%だった。
衣替え済み、もしくは直前の人は3割弱。2月半ばの段階で「半月以上始めない」との回答が最も多く、36.6%。「それ以上始めない」という人も35.8%にのぼっている。
関連記事:ユニクロ「ヒートテック」を今年すでに着始めた? 北海道・東北を超えたエリアは…
■北関東では早い?
南北に長い日本列島では、地域によって気温差も大きい。「すでに始めた+まもなく始める」の合計で見てみると、当然とも言えるが最も少ないのは北海道・東北で15.6%。
逆に最も割合が高かったのは、意外にも寒さが厳しいと思われる北関東で44.4%だった。このエリアでは、5.6%がすでに衣替え済み。38.9%がまもなく始めると回答している。
なお、すでに衣替えを済ませている人が最も多かったのは、九州・沖縄で8.6&だった。
関連記事:「鮭」という漢字を何と読む? 「サケ派」「シャケ派」が多い地域も判明
■執筆者プロフィール
タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター
1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。
著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)
・合わせて読みたい→「鮭」という漢字を何と読む? 「サケ派」「シャケ派」が多い地域も判明
(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)