ポケモン竜王戦2024で導入されたポケモンバトル特化AIがスゴすぎる 「ぜったいれいど」を撃つしかない状況だと…
『ポケモン』公式大会で導入されたポケモンバトル特化AIの的確さが話題に。
25日、ポケモン公式YouTubeチャンネルではポケモンの公式大会「ポケモン竜王戦2024」の本戦が配信。新たに導入されたポケモンバトルに特化したAI「Pokémon Battle Scope(ポケモンバトルスコープ)」の正確性がファンの間で話題を呼んでいる。
■ポケモンバトル特化AIが導入
この日開催されたポケモンの公式大会「ポケモン竜王戦」とはポケモンバトルの最強を決定する大会であり、「ゲーム部門」「カードゲーム部門」「『ポケモンユナイト』部門」の3部問で強豪選手たちやチームが熱い戦いを繰り広げる。
そんな今大会だが「ゲーム部門」において、より初心者でも画面を見るだけでバトル内容が理解しやすくなるポケモンバトルに特化したAI「Pokémon Battle Scope(ポケモンバトルスコープ)」を導入したことで話題を呼んでいた。
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■スイクンを繰り出す高井
新AIのお披露目となった今大会ゲーム部門の開幕戦には、ガーリィレコード・高井佳佑と挑戦者決定戦1位のおろしぽんず選手が対戦。序盤は高井のガチグマが奮闘を見せるが、次第におろしぽんず選手に圧されていき、コノヨザルを下げてスイクンを繰り出すことに。
スイクンといえば、ポケモンバトルにおいて高い耐久力と相手を30%の確率で確定で倒す一撃必殺技「ぜったいれいど」を覚えていることが多く、高井のスイクンも例に漏れず「ぜったいれいど」型となっており、いわゆる「ワンチャン」を懸けることができるポケモンと言えるだろう。
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■AIの的確さが話題に
高井がコノヨザルを繰り出していたときのAIによるPBF形成判断は20%とかなり厳しいものになっていたのだが、スイクンに変更すると突如30%にまで上昇。さらに「候補手」の欄には「ぜったいれいど」が89%といった数値になっていた。
この数値の変化を受け、「30%ってぜったいれいどが当たる確率ってこと?」「ぜったいれいどがワンチャン製造機ってことがよくわかるな」といった声が寄せられていた。
また「ぜったいれいど89%ってヤバすぎる」「もうワンチャンかけるしかない状況をAI的に説明するとこうなるのか」など、AIの的確さにも反響があがっていた。
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■執筆者紹介
北田力也:エンタメ、ゲーム、グルメ記事を中心に執筆している20代ライター。
小学生のころ一度ゲームを引退したが、社会人になってから友人に誘われてNintendo Switchを購入したところ、その反動もあってかドハマり。『ポケットモンスター』シリーズやFPS系ゲームをはじめ、幅広くプレイしている。
なお、最近のマイブームは『Stardew Valley』で永遠と釣りをすること。
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(文/Sirabee 編集部・北田力也)