ラミレス氏、読売ジャイアンツ新外国人・オドーアの成績を予想 「30本塁打以上…」
ラミレス氏が読売ジャイアンツの新外国人・オドーアを分析。今季の成績を独自予想した。
元横浜DeNAベイスターズ監督のアレックス・ラミレス氏が、自身のYouTubeチャンネルで読売ジャイアンツの新外国人選手・ルーグネッド・オドーア選手を分析した。
■ラミレス氏がオドーア選手を分析
ラミレス氏はオドーア選手について「本当に素晴らしい選手だね。メジャーリーグで残した成績は本当に素晴らしい。これほどすごい選手がなぜ日本に来たのかと思っている人もいるのでは?」と語る。
そして「彼は10年ほどキャリアがメジャーであり、その10年間で3回30本塁打を放っているよね。素晴らしい能力があり、僕は彼のバッティングフォームを気に入っていて、日本でも30本以上ホームランを打つ可能性がある。打率も2割8分から9分、あとはどれくらい四球を選ぶかだね」と指摘。
さらに「巨人はオドーアの活躍次第で優勝争いに加わることも可能だろう」と語った。
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■懸念材料も指摘
一方でラミレス氏は「懸念もある。まずは守備だね。メジャーではセカンドを多く守っていて、良い守備もみせていたが、外野は経験が少なく、もうベテランの域なので、守備範囲は少し狭まっているだろう」と分析。
続けて「そうなってくると守備要員が必要で、試合開始から最後までプレーすることは少なく、チームが勝っていれば7、8回から守備要員が彼のポディションにつくことになる。当然打席数は減るよね。そうなるとメジャーバリバリでやってきた彼のプライドがどうなるかだね」と指摘した。
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■ストライクゾーンの違いも
さらにラミレス氏は「ストライクゾーンがメジャーより日本のほうが広いので、メジャーではボールの球を日本でストライクにとられたときに、どういう反応をするだろうか?」と分析。
そして「メジャーでは熱くなる性格が有名で、審判や相手チームの選手といざこざを起こしてきたよね。日本の野球はメジャーとは違うので、彼がそこをどう対応していくかが重要だね」と自身の経験を踏まえて解説する。
また「オドーア選手は10年間もメジャーで成功した選手なので、日本に野球を教えてやるという感覚なのか、謙虚に日本の野球を学ぶ姿勢なのかというところだね」とも語った。