『正直不動産2』で話題のZ世代、“クセ者”に見えるが… 識者が明かすリアルな姿に驚き
『正直不動産2』で板垣瑞生演じる「Z世代」の新入社員の言動が注目されている。実際のZ世代にもこうした傾向は見られるのか、取材してみると…。
「定時なんで帰ります」「それじゃ、タムパ最悪っすよ」──。放送中のドラマ『正直不動産2』(NHK)に登場するZ世代の新入社員の言動が注目を集めている。
最近、ドラマで登場するZ世代は「クセ者」に描かれがちだが、リアルな姿はというと…。
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■板垣瑞生演じるZ世代社員
『正直不動産2』は、山下智久演じる嘘が付けない不動産営業マン・永瀬財地が、正直さを武器に客と向き合っていく物語。2022年に第1シーズンが放送され、今回は待望の第2シーズンとなる。
今作から、板垣瑞生(みずき)演じる新入社員・十影(とかげ)健人が登場。十影は給料や出世よりプライベートを重視する人物。
「タムパ(タイムパフォーマンス)」最優先で行動するため、先輩社員が仕事に追われる中でも定時退社したり、上司からの飲み会の誘いを「業務時間外」を理由にキッパリ断るといった言動を取り、周囲をハラハラさせている。
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■「今までと考え方違いすぎる」という声も
十影に代表されるように、最近のドラマで描かれるZ世代は「クセ者」に描かれがち。ネット上では、「ドラマのZ世代の若者、本当に?と思ってしまう」「さすがに誇張しすぎだけどZ世代って確かにああいう感じ」「Z世代って本当に今までと考え方が違うところがあります」など、Z世代の若者に対する様々な意見があがっている。
実際のZ世代には、十影のような特徴が見受けられるのだろうか。日頃、大学での講演や高校の外部講師を務めるなど、Z世代の若者と接する機会が多い、SDGs products株式会社の代表取締役・中島寛之氏に話を聞いたところ、様々な事実が明らかになったのだ…。