自治体でも拡がる「週休3日制」 もう一日休むとしたら何曜日がいいか調べたら…

千葉県や岩手県久慈市などでも導入が拡がる「週休3日制」。あと一日休むとしたら、あなたなら?

2024/03/07 09:30


週休3日制

コロナ禍にともなうリモートワークや、それ以前から進んでいた働き方改革の流れもあり、土日休みから「週休3日制」への動きが進んでいる。


画像をもっと見る

■自治体でも拡がる

企業だけでなく、自治体でも拡がる週休3日の動き。千葉県では、6月からフレックスタイム制の導入を決定。勤務時間の割り振り方によっては週休3日も可能になる。

岩手県久慈市も、5月から試験的に週休3日制の導入を決定した。身近になる週休3日だが、気になるのは「もう1日は何曜日を休みにする」かだろう。世間は、どのように考えているのだろうか。


関連記事:ノンスタ石田明、吉本興業に「話が違う」不満吐露 「家族との時間をください」

■5割が「水曜希望」

Sirabee編集部が、2月16〜18日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に「週休3日になったときに追加で休みたい曜日」について調査したところ、最も多かった答えは「水曜」で47.1%だった。

3連休にするよりも、週の中日を休んで「ひと息つく」という働き方を望む人が半数に迫る。次に人気を集めたのは、「金曜」で21.5%。「月曜」が19.6%で続き、3連休派が4割となった。

火曜や木曜に休みたいと考える人は、きわめて少ないことがわかる。また、「週休3日は嫌」と考える人は、7.3%にとどまった。

週休3日制


関連記事:新年4日・5日を休んで年末年始を11連休にする? のんびり派は意外と少なく…

■中高年は3連休派も

週休3日への意識は世代によって違いがあるのだろうか。「水曜日派」は全世代で最多だが、40代以下では過半数に。50代以降では、3連休派も増え、50代では3連休を望む人が5割超え。

また、上の世代は週休3日を望まない人もやや増える傾向が見られた。

週休3日制


関連記事:現在祝日がないのは6月と12月 8割が「6月にも祝日を」、若い世代ほど…

■執筆者プロフィール

タカハシマコト:ニュースサイトSirabee編集主幹/クリエイティブディレクター

1975年東京生まれ。1997年一橋大学社会学部を卒業。2014年NEWSYを設立し、代表取締役に就任。東京コピーライターズクラブ(TCC)会員。カンヌライオンズシルバー、TCC審査委員長賞、ACCシルバーなどの広告賞を受賞。

著書に、『ツッコミュニケーション』(アスキー新書)『その日本語、お粗末ですよ』(宝島社)

・合わせて読みたい→現在祝日がないのは6月と12月 8割が「6月にも祝日を」、若い世代ほど…

(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年2月16日~2月18日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)
千葉県働き方改革リモートワークコロナ禍
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング