西野亮廣、タクシーの手厚いサービスに「気持ち悪い」 元運転手の“知られざる本音”も
タクシー乗車時の過剰ともいえるサービスに苦言を呈したキングコング・西野亮廣。「あれで喜ぶやつどこにおんねん」との訴えに共感する声も。
お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が6日、音声配信サービス・Voicyにて、タクシー乗車時の、過剰ともいえるサービスについて言及。X(旧・ツイッター)でも反響を呼んでいる。
■「タクシー会社のシステム」に苦言
西野は今月4日、自身の公式Xで、タクシーに乗車した際、出発前に運転手がルート確認をしてくることについて「とても苦手」と訴えていた。
今回の配信でも、「タクシードライバーさんへの苦言ではなくて、タクシードライバーさんにそんなことをさせているタクシー会社さんへの苦言だということ。人を非難しているわけではなくて、そんなことさせてやるなよという、タクシー会社さんのシステムへの苦言」と強調したうえで、乗車時の過剰ともいえるサービスに言及。
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■「あれで喜ぶやつどこにおんねん」
「僕の中で、あの気持ち悪いサービス何やねんランキングでぶっちぎりの1位」として、「予約したタクシーに乗り込むときに、ドライバーさんがわざわざ外まで出てきて、手動でドアを開ける間違ったVIPサービス。あれ、止めえ。あの気持ち悪いの止めてくれ。あれで喜ぶやつどこにおんねん」と主張。
続けて「タクシーのドアは、運転席からの操作で自動で開くようになってるじゃないですか。前までそれで開けてたじゃん。それ使いなさいよって話なんです。申し訳ない気がするんだよ、あれ。あれで気持ちいいってなんない」と訴える。
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■「そんな失礼なことしたくない」訴え
さらに、「電車やバスだと乗り換えもあるし、仕事もしにくい。だからタクシーという移動する個室を買って、時間を確保してるんです。つまり、早よ乗りたいねん。ドライバーさんがいちいち外まで出てきて、手動でドアを開けて、お客さんを乗せて手動でドアを閉めて、また運転席まで戻って、運転席のドアを開けて閉めて…もうあの時間、何?」と指摘。
超高級車での送迎サービスであれば「まだ分かる」としつつ、「タクシーはそういった高級車じゃないじゃん。表面だけ金持ちごっこしてる感じがシンプルにダサいねん。なんであれを恥ずかしい、ダサいと思えないの」「自分より年上のドライバーさんにドアを開けさせて、ドヤ顔で乗り込むの絶対無理。そんな失礼なことしたくない」などと語っていた。
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■元運転手から届いた“本音”
また、きょう7日に投稿したXでも、元タクシー運転手から届いたコメントを紹介。外に立って乗客を待ち、ドアを手動で開閉するサービスについて「あれ、ドライバーもやりたくないです。雨の日とか、本当に大変です。しかしあれやらないと、クビが大げさでないくらい、タクシードライバーは弱い立場です」と運転手側の本音がつづられている。
このコメントに、西野は「お客も求めていなかったら、ドライバーさんも求めていなかった…」と記した。
これにはユーザーからも、「確かに開けてくれなくてよい」「タクシー業界、誰が望んだか分からない謎サービス多いな」「思考停止して形だけのおもてなしサービスをすることがどれだけ客の負担になっているか」と共感の声が寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)