どれが偽物かわからないポテチに脳がバグる クオリティ高すぎな作品がネットで話題
意外な素材にこだわって…。 超絶リアルなほっこりフェイクフード。
■フォロワーさんの反響を楽しみに制作
この作品の制作者は、メガネのおじいちゃんさんのお父様(御年78歳)。お父様の趣味の工作が、家族だけ見て処分されてしまうと勿体ないため(今は保管しているそう)紹介しようと立ち上げたアカウントだ。
フェイクフード作品の素材は紙(和紙)とのり。色は塗っていないというから驚きである。和紙という柔らかい優し気な雰囲気のある素材感からか、リアルでありながら、ゆるくてほっこりする作品が多い。
お父様はどのようなきっかけで「和紙」でのフェイクフードを作られるようになったのか伺った。
「ちぎり絵用の和紙を、もう使わないからとたくさん譲り受けたのが最初の出会いです。
その和紙を見ていると卵焼きやハンバーグのような色に見えてきたので作ってみたのがきっかけで、5年ほどになります」
そんなお父様のフェイクフード作品を、ご家族など周りの方々はどう思われているのか。
「和紙のフェイクフードを作っているのは、他にあまり見たことがないし、おじいちゃんが作っているというほっこり感もあり、もっと多くの方に作品を知って欲しいと思っています。
おじいちゃんも今は家族よりSNSのフォロワーさんのいいねや反響を楽しみに制作しています」
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■和紙の色のみで表現することをルールに
お父様にとって、和紙で作るフェイクフードの醍醐味やこだわりは?
「絵の具で色を塗らずに、和紙の色のみで表現することを自分のルールとしています。
あえて紙らしい風合いを残すようにして『一瞬はリアルに見えても、見ると紙だとわかる』『なんだ紙かあ』となるまでが作品の醍醐味だと考えています」
ちなみにお父様が制作したフェイクフードはこれまででなんと800点近くもあるという!
沢山制作されているようだが、お父様にとっての渾身の力作は?
「最近の作品で時間のかかったのは『渡り蟹』お気に入りは『対流する味噌汁』です」
なんとも素敵なおじいちゃんの作る和紙のフェイクフード。これからも超絶リアルでありながらもどこか温かくなる作品で、私たちを楽しませてくれるはず…!
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(取材・文/Sirabee 編集部・黒森ぬぬ)