ヤマザキ春のパンまつり、白い皿の異常な耐久性が話題 防御力カンストの「素材名」で二度驚く…
「ヤマザキ春のパンまつり」の尋常でない耐久力が話題に。「30年使っても壊れない」とされる皿の秘密を、山崎製パンに聞いた。
■担当者「全面物理強化ガラスです」
「春のパンまつり」の歴史は古く、1981年(昭和56年)よりスタート。
誕生の経緯について、山崎製パン担当者は「ヤマザキの商品を日頃からご愛顧頂いているお客様へ、パンの消費量が最も多い春に、感謝の気持ちとして白いお皿をプレゼントするキャンペーンを開始しました」と振り返る。
第1回目のキャンペーンを実施するにあたって「パンを食べる朝の食卓」をイメージし、パン食文化の本場であるフランスのデュラン社製(現アルク・フランス社)の白い皿を採用することに。
清潔感とスマートさにあふれ、ユーザーから「お洒落なお皿」と大好評を博したこちらの皿は、以降も同キャンペーンの景品として現代に受け継がれていったのだ。
担当者は、脅威的な耐久性の秘密について「材質は全面物理強化ガラスで、一般のガラスに比べて丈夫にできていますが、決して割れない、欠けないということではありません」と、説明していた。
完全無敵ではないことが判明したが、それでも「全面物理強化ガラス」の字面から漂う無敵感は異常である。
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■デザイン決定の工程がガチすぎる…
また、皿のデザインには相当のこだわりがあるようで、今年の景品「白いスマートボウル」を例にあげ、「昨年の『春のパンまつり』キャンペーンがまだ行なわれている3月頃から、流行やトレンドなどを基にデザインの検討に入り、8月頃には10種類程度に絞りました」「さらに消費者モニターからのご意見を参考に、サイズや使い勝手について検討を重ね、11月に決定しました」と、スケジュール感を明かしてくれた。
「春のパンまつり」実施期間は4月30日までなので、今年ももうじき終盤戦に突入する。油断のないよう、「春のパンまつりガチ勢」の証にして最強の食器である純白の皿を入手してほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)