読売ジャイアンツ、新助っ人・オドーアの退団を発表 “伝説の助っ人”を超える早さと話題に
読売ジャイアンツ・オドーア選手のスピード退団で、19年前の“伝説の助っ人”にまたも注目が集まっている。
プロ野球の読売ジャイアンツが26日よる、新助っ人外国人ルーグネット・オドーア選手の退団を発表した。開幕3日前の電撃退団に、ファンもさっそく反応。また、スピード退団という点で“巨人軍伝説の助っ人”を思い出すファンも相次いでいる。
■開幕3日前の電撃退団
巨人はよる7時58分、球団公式X(旧・ツイッター)へ「ルーグネット・オドーア 選手に対し、3月29日の開幕戦のメンバーからは外れるためファームで調整するよう提案したところ、本人から米国に戻りたいと退団の申し出があったため、本日、球団としても本人の意向を尊重して受け入れました。退団の正式な手続きは後日行います」と投稿。
外野の新戦力としてキャンプ途中の2月16日から合流したが、まさかの開幕直前に退団することを報告した。
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■ファンは困惑と爆笑
オドーアは巨人軍の伝統に合わせ、メジャー時代からのトレードマークだったヒゲを剃るなど気合い十分で入団。しかし、オープン戦は12試合出場で打率.176、本塁打・打点共に0と、思うような成績が残せずにいた。
この電撃退団に、ファンからは「なんの為に来たんや…」「オドーアまじ日本きて髭剃っただけじゃん」「YOUは何しに日本へ?」といった声が続出。
さらに、「ついにミセリ抜くやつが現れた(笑)」「さかミセリより早いタイミングで退団するとはな…」「ミセリ越えとか笑えんぞ」など、2005年に巨人をスピード退団したダン・ミセリ投手を思い出すファンも相次ぐこととなった。
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■伝説の助っ人ダン・ミセリ
ミセリ投手は2005年、投手陣が課題だった当時の巨人に新守護神候補として入団。しかし、公式戦初登板となった開幕戦、1点リードの9回に登板し、いきなり救援失敗で敗戦投手となった。
その後も打ち込まれる試合が続いたため、首脳陣は2軍での調整を命令したが、ミセリ投手は本人の同意なしに2軍に落とせない契約を理由にこれを拒否。これにより、4試合登板で0勝2敗、防御率23.63という成績で球団史上最速の解雇となり、今に至るまで“ネタ助っ人選手”として知られている。
まさか、ネタ助っ人界のレジェンドだったミセリ投手を抜くとは。オドーア選手も今後語り継がれそうだ。