『ブギウギ』最終回の裏で…テレビに映らなかった“写真”の存在 粋な仕込みに「泣けてきます」の声
29日、『ブギウギ』感動渦巻くラスト放送では、細かい演出の数々が話題に。スズ子(趣里)のUSK時代の先輩・橘アオイ(翼和希)のバッグの中身やエンドロールでは、橘の“本名”に注目が集まっている。
29日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。公式X(旧・ツイッター)が、ラストステージを見守っていたスズ子(趣里)のUSK時代の先輩・橘アオイ(翼和希)のバッグの“中身”を明かし、反響を呼んでいる。
■客席に橘の姿
最終回となった29日、スズ子の「さよならコンサート」会場には梅丸少女歌劇団(USK)の仲間や梅丸楽劇団(UGD)の辛島部長(安井順平)・演出家の松永大星(新納慎也)など懐かしの面々が集結。
客席には橘の姿もあり、最初は少し硬い表情をしていたもののステージが盛り上がっていくと歓声の中で目に涙を浮かべ、笑顔で手拍子をとった。
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■映らなかった“バッグの中身”
橘が映ったのは2度ほどでセリフもなかったが、ドラマ公式は放送終了後に「梅丸のみんなとは離れた席で、ひとり舞台を見守っていた橘センパイ。じつは、小道具さんがバッグの中に『あの写真』を入れてくれていました。梅丸少女歌劇団一期生の記念写真です」と画像を投稿。
「センパイ…大和さんに語りかけながら、ステージをご覧になっていたかもしれませんね」とつづる。
これに「あの写真があの場面で一緒にいたなんて」と視聴者は驚き。「小道具さんの暖かな心遣いに泣けてきます」「ほんとに細部にまでこだわった演出、、、素晴らしい。見えないところだけど、橘先輩から伝わりましたよ!」「だからこそなお一層気持ちがこもっての橘センパイの表情だったのでしょうね」との声が上がった。
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■細かい演出は他にも…
これまでも細かい演出で視聴者を驚かせてきた同ドラマ。
この日は行方知れずだったおでんの屋の伝蔵(坂田聡)や、下宿先の主人だった小村チズ(ふせえり)・吾郎(隈本晃俊)夫妻からの祝花があったり、ステージの指揮をとっていたのが同ドラマの作曲家・羽鳥善一(草彅剛)のモデルとなった服部良一さんの孫で同作の音楽を担当した服部隆之氏だったりと細かい演出が満載。
橘に関しては他にもエンドロールで本名が“橘京子”であることがわかり、「橘京子さんとおっしゃるのですねー!!」「そういう描写はなかったけど一般の人になったっていう設定なのかもね」といった反応も見られた。