三浦大輔監督の横浜DeNAベイスターズを宮本慎也氏が高評価 「強力打線なんで…」

宮本慎也氏が今年の横浜DeNAベイスターズを「ちょっと強い」と高評価。阪神タイガースは優勝候補としながらも「付け入るスキはある」と見る。

2024/04/06 10:45



■ドラフト1位・度会選手を評価

DeNAの現状を宮本氏は「新人2人。度会と石上。今、ここがすごく野手陣に刺激を与えている。とくに隆輝なんかは、1番バッターでオープン戦も首位打者で。開幕戦であんなホームランを打つというのは、なにか持っているんでしょうね。次の日4安打ですから、頭に当たってね」とドラフト1位の新人・度会隆輝選手を評価する。

さらにタイラー・オースティン選手が復帰し、2番に入っていることを指摘し「結構な強力打線なんで。破壊力的に僕はちょっとヤクルトが1番かなと思ってたんですけど、DeNAが上回るかもしれない」と分析した。


関連記事:原辰徳監督の野手投手起用は… 宮本慎也氏が分析「やっぱり長丁場で…」

■投手陣も「意外と行けそう」

今永昇太投手とトレバー・バウアー投手が抜けた投手陣も「意外と行けそうだなと思ったんで上にした」と持論を展開。

続けて「山崎康晃がパシパシっと抑える感じではなかったので、固定よりは回していくかもしれない」と指摘したうえで「山本というキャッチャーが経験を積んでいる。意外と2人はいないんですけど、それなりに出てきたりするから」と評価する。

そして「新人2人がどこまで突っ走れるかわかりませんけど、良い刺激を与えていること間違いないんで。そのうえでオースティンがコンディションに気をつかいながら、1年間ちゃんと入れるようにすると、相当な打線になる」と分析していた。


関連記事:東京ヤクルトスワローズの補強を宮本慎也氏が独自分析 「引っかかるのは…」

■開幕2カード勝ち越しで首位浮上

昨年は一時首位に立ち、3位に入ったDeNA。今季はエースの今永昇太投手と10勝したバウアー投手が抜け、苦戦が予想された。

しかしドラフト1位の度会選手が開幕戦でホームランを放つなど活躍。4位の石上泰輝選手もショートに入り攻守に存在感を見せ、開幕から2カード連続で勝ち越した。

5日の読売ジャイアンツ戦にも勝利し、シーズン序盤ながら首位に立っている。

『ベイスターズ再建録』【Amazonでチェック】

次ページ
■宮本氏がDeNAを高評価
野球阪神タイガース横浜DeNAベイスターズ宮本慎也度会隆輝
シェア ツイート 送る アプリで読む

編集部おすすめ


人気記事ランキング