古田敦也氏、館山昌平氏の“コントロールをつけるためのコツ”に驚き 「片目を…」
元東京ヤクルトスワローズ・館山昌平氏が明かした「投手がコントロールをつけるコツ」に古田敦也氏が驚き。
■目線を切っても…
古田氏は「1回サードを見てからのピッチャーも多いよな。逆にピッチャーは目を切ってもいいってことだよね?」と質問する。
これに館山氏が「目線を1回切って、パッと見たときに、そこまでに重心を後ろで準備をするというような。突っ込みやすいピッチャーは目線を1回目線を切ってでも、足を優先すれば自然と後ろに残ると思う」と解説。
続けて「大事なのはここ(顔の付近)で仕事をする(腕をふる)ということを考えると、ちょっとでも前に行って後ろ足がめくれてしまうのが、ミスが起こりやすい」と語った。
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■反復練習の重要性を指摘
建山氏は「コントロール良いピッチャーほど、狙ってないよね」と指摘。「イメージがあると思いますね。それも反復練習でずっと同じフォームだからこそ、たぶん確立できると思うので」と館山氏も同調する。
投手の練習について館山氏は「プロのピッチャーがブルペンで20~30球しか投げないじゃなくて、小さいころに何球と同じ動きをやってきたから、目をつぶってでもできるから行くんだと思うんですよね」と反復練習の重要性を指摘。
そのうえで「だから不器用な人ほど、練習すれば絶対にうまくなると思います」と語った。
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■視聴者から驚きの声も
昭和の時代は「投手は捕手のミットをしっかり見て投げないとコントロールがつかない」と教える指導者も存在していた。
それだけに館山・建山両氏が「一度目を切ってから投げたほうが良い」と口を揃えたことに、一部視聴者から驚きの声が上がっていた。