セブンとシャープが進める「電子レンジ」革命、天才すぎる機能に衝撃 弁当のQRコードが鍵になり…
セブンとシャープがコラボした業務用電子レンジ。何と、QRコードを読み取って加熱する画期的機能を備えていた。
■ハイテク電子レンジ開発のきっかけは
なぜ、QRコードで読み取る電子レンジを開発したのだろうか。シャープの製品担当者は、「セブン‐イレブン・ジャパン様から、従業員の習熟度に関わらず、より簡単に、ミスなく操作できる電子レンジを開発したいとご相談いただき、QRコードで加熱情報を自動検知する仕様を搭載した電子レンジの検討・開発に至りました」と説明する。ある種、セブンとシャープが手を組んだ商品と言える。
余談だが、学生時代コンビニでアルバイトをしていた記者は研修期間中、弁当に記載されていた1500Wと500Wの加熱時間を間違え、商品を手で持てなくなるほど熱々に加熱してしまったことがある…。QRコードであれば、こうしたミスも起きないということだ。
製品担当者は、「本機はQRコードを読み取り、料理に適した加熱情報を自動で検知できるため、お客様自身で操作いただきやすいという特長もあります。セブン‐イレブン様にまずはテストとして一部の店舗から設置いただけることになりました」と、件の電子レンジの強みを説明する。
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■猫舌の人に嬉しい機能も…
取材した3月11日時点では、愛知・三重・岐阜の約1,000店で導入しているとのことだった。セブンの店舗によっては、客が購入した商品を自分で温める「セルフ電子レンジ」を導入していているところもある。
客自ら温めることを想定した機能も搭載しているようだ。製品担当者からは、「ぬるめ・あつめボタンがあり、QRコードで加熱情報を読み取った後、お客様のお好みで仕上がりの調整が可能です」という回答が得られた。
猫舌の人は「ぬるめ」ボタンを押せば、ストレスなく食べられるだろう。QRコードの電子レンジが広く普及すれば、多くの人の役に立つこと間違いなしだ。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)