朝から大行列の「変則的」ラーメン店、行ってみてわかった料理と同等の“魅力”
最近、早朝開店のラーメン店が都内で流行っている。ここ「えーちゃん食堂」もその一つで…。
■10時すぎには品切れ…!
スープは魚介の深いコクが出ており、表面には透明な旨味のエキス。こちらは動物系で取った出汁とのことで、もちもちの噛み応えある中太麺が良く絡み合い、スープに溶け込んだ旨味を同時にすすり上げることができる。
絶妙なコリコリ食感がウマい細切りメンマ、そしてあっさりスープと対比するかのように濃厚で脂が乗ったチャーシュー。どこかノスタルジックさも感じるハイレベルな醤油ラーメンは、あっという間に記者の胃袋へ消えていった。激ウマい…。
食べ終わるとちょうど10時。記者が外に出てくるのと同時に、店主も慌てて外に出てきて「売り切れ」の看板を出していた。
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■朝からほっこりムード
日々タスクに追われ、精神的な余裕を作るのも難しい現代社会。会社、学校、電車と、早朝のタイミングはどこもギスギスしがちだ。
しかし、この店の雰囲気はそんな気持ちを忘れさせてくれる。ニッコニコで丁寧なご主人が、お客一人一人に「天気悪い中ありがとうございます!」と笑顔で挨拶。ほっこりした空気が常に流れているのだ。
それに呼応するように、客も笑顔で「ごちそうさま」と丼をカウンターに上げて帰っていく。そんな朝から人気のラーメン店、味はもちろん、ご主人のお人柄もファンを魅了しているように感じた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)