思春期の息子が「その服装、恥ずかしいんだけど」　オシャレをあきらめたくない母親は…

子供が幼いうちは「動きやすさと汚れてもいい服」が最優先になりがちだが、子供の成長とともに少しずつ自由と好みを取り戻していくという親は多いだろう。しかしある母親は息子から言われたひと言に悩み、掲示板に意見を求めたという。アメリカの『NEW YORK POST』や『kidspot』が報じている。

 

■「友達が変な目で見てるよ」

掲示板に書き込んだのは、もうすぐ13歳になる息子を育てている女性だ。先日、思春期真っただ中の息子から「お母さん、その服装と化粧をやめて。恥ずかしいんだ」と衝撃の告白があったという。

事情を詳しく聞くと、息子は周囲の友達からいろいろとからかわれていたようで、「お母さんは人から変な目で見られているんだよ。僕はそれがつらい」と言われたそうだ。

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■ファッションやメイクが好き

女性は「やっと子育ても落ち着いた今、思春期の息子にもあれこれ葛藤があることは理解しますが、私だって好きなファッションやメイクをしたいです」と語る。

厚化粧や若作りをしているつもりは一切なく、露出度が高い服を着ているわけでもない。「メイクは得意で毎日きちんとしていますが、そもそも派手な服は好きでなく、いたってシンプルだと自分では思っています」と語り、不満そうだ。

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■「これ以上恥をかかせないで」

女性は全体的に少し控えめにすることを心掛けてみたが、息子からは「まだ十分じゃないよ。友達はあれこれ言っている。僕にこれ以上恥をかかせないで」と怒られてしまった。

ついに女性も「そんなの私のせいじゃないわよ。友達の言うことなんて気にしなければいいんじゃない？」と反論し、口論に発展した。

メイクやファッションは楽しい自己表現と考えている女性は、掲示板に「息子には周囲の声に動じない人間になってほしい。どう導けばいいでしょうか？」とアドバイスを求めた。

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■世間の反応は様々

この投稿には「センスに少しばかり問題があるのでは？」「そんなに自分のファッションが大事だなんて」といった声があがった。その一方、「男が女の外見をあれこれ批評するなんて最低」といった声も多い。

また「息子さんは友達に『僕の母に失礼だよ』と毅然と立ち向かってほしい」「息子さんの言いなりになってはだめ。将来、彼女や奥さんのファッションに口を出すようになる」という声も支持を得ている。

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（文／Sirabee 編集部・桜田 ルイ）