13歳少女がアレクサで野生のサルを撃退 機転利かせた行動に称賛集まる
ある少女が暮らす家に、野生のサルの群れが侵入し暴れ回る事態に。とっさの判断でAmazonのアレクサを使ったところ…。
日本でも自然が豊かな地域では、自宅の庭にイノシシやサル、クマが侵入するといった話題がたびたび報じられている。もしそれが家の中である場合、恐怖感はただごとではないだろう。ある少女の行動に称賛が寄せられていることを、アメリカの『People』やイギリスの『Daily Mail』が伝えた。
■窓から野生のサルの群れ
世間の関心を集めているのは、インドのウッタル・プラデーシュ州バスティに暮らす、13歳のニキータさんだ。
4月頭、生後1歳半の姪と自宅で遊んでいたところ、開いていた窓から野生のサルの群れが突然侵入。サルたちは家中を暴れ回った挙句、キッチンの食べ物をあさり始め、姪はあまりの恐怖で泣き出してしまったという。
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■アレクサを駆使した少女
母親は別の部屋におり、ニキータさんは「自分が何とかしなければ」と思ったという。そんなニキータさんの目に、リビングに置かれていたAmazonのアレクサが留まった。
そして「アレクサ、犬の鳴き声をかけて」と伝え、それが響き渡ると、サルたちは驚いて家から逃げて行った。
姪の父親によると、その地域には野生のサルが多く生息しており、彼らは「狂暴でイタズラ好き」なのだという。
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■世間から称賛の声
一家は家の照明をはじめ、扇風機、エアコンといった電子機器のオン・オフを指示するなど、日頃からアレクサを使いこなしていた。
この出来事について、Amazonの広報担当者は「アレクサのようなテクノロジーデバイスが、家の中でどう役立つかを示す良い例ですね」と回答している。
また世間からも「見事な機転の利かせ方」「アレクサはこういう時にも役立つのか!」「姪を守った勇敢な少女」など、少女とアレクサに称賛の声が寄せられた。
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■「人間が原因を作った」の声も
日本でも、多くの野生動物による被害が発生している。人を襲うケースは少ないものの、シカやイノシシ、アライグマなどは農作物を食い荒らし、ネズミやシロアリは家屋に被害を与える。
また16日、環境省は国が捕獲費用の一部を支援する「指定管理鳥獣」に、ヒグマとツキノワグマを追加することを発表した。
だがこうした野生動物に対し、「共存できない環境は人間が作った」「人間に見つかったら最後」「悪者になる生き物がかわいそう」といった声があることも忘れてはならない。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)