オリックスが首位ソフトバンク3連戦で勝ち越せず… 惜しまれる2戦目のノーヒット3失点
オリックス・バファローズが、パ・リーグ首位の福岡ソフトバンクホークスとの3連戦に挑んだが…。誤算続きの試合運びとなった。
■ライオンズ3連戦にかかる期待
この3連戦は、中継ぎ陣としては2戦目でアンドレス・マチャドがオープン戦を含めて初の回またぎをするも、しっかり2回を6人で仕留める好投。小木田敦也、平野佳寿も脇を固めたが、2戦目では延長11回に登板したルーキーの古田島成龍が二死満塁のピンチを切り抜けて吠えた場面がハイライトだろう。これには中嶋聡監督も笑みを浮かべていた。
打線では開幕から不調が続いていた頓宮裕真、紅林弘太郎に当たりが出てきた。特に頓宮は一発も出始めたことから、好調が続いているレアンドロ・セデーニョとのクリーンアップは相手ピッチャーにとってかなり脅威になるはずだ。
絶好調だった西野真弘の怪我の状態は気になるところだが、福田周平が出塁を続けて、西川龍馬にも当たりが出てきたのは期待が持てる。あとは森友哉、宗佑磨に当たりが出てくれば完璧な布陣だ。
打線が好調傾向の中、チームは23日から本拠地、京セラドーム大阪に戻って埼玉西武ライオンズと3連戦を行う。今度こそ勝ち越して貯金生活に入りたい。
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■執筆者プロフィール
どら増田:1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・どら増田)