長谷川博己、『アンチヒーロー』座長のリアルな評判 前代未聞のピンチに取った「行動」に称賛の声
日曜劇場『アンチヒーロー』のダークな演技が好評な長谷川博己。過去には最大の「ピンチ」を乗り越えた経験があって…。
■下積み時代は苦しい時期も…
過去のテレビや雑誌のインタビューで、長谷川はもともと映画監督志望だったことを明かしている。ただ、大学4年の時、知人に舞台に誘われたことをきっかけに俳優の道へ進むことになった。
その道は平坦なものではなかったようだ。「大学卒業後、一般企業で働いた後、劇団研究生として演技を学んだそうです。下積み時代はアルバイトと掛け持ちする人も多いですが、長谷川さんはバイトはせず、役者の仕事一本だったそうです。20代の頃は金銭的にかなり厳しかったみたいですよ」(前出・テレビ局関係者)。
俳優になると決めて、ストイックに突き進んできたことが窺える。
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■ピンチを救った「気遣い」に称賛の声
2020年には、NHK大河ドラマ『麒麟がくる』の主演に抜擢された。ただ、現場は前代未聞のピンチに見舞われて…。
「新型コロナの感染拡大期と重なったため、春先に撮影がストップしました。6月頃、撮影が再開したものの、遅れたスケジュールを取り戻すため、朝から夜遅くまで撮影が行われることも多かったんです。現場はピリピリした空気になることもあったといいます」(前出・テレビ局関係者)。
そんな時、長谷川は座長としてみんなを引っ張っていたという。
「アクシデントの連続でしたが、長谷川さんはイライラしたり、愚痴も吐かず、急な変更にも柔軟に対応していました。また、彼の自腹で出演者やスタッフなど、100人近い弁当を差し入れてくれたそうです。長谷川さんの気遣いでスタッフも頑張ることができたといいます」(前出・テレビ局関係者)。
どんな時も、周囲に対する気配りを忘れない長谷川。この辺りも、彼が長年活躍し続ける理由の一つかもしれない。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)