勇気が出なくて後悔… 約8割が「困っている人」がいるときに取った行動
困っている人には、できれば優しく声をかけたいものではあるが…。
なにか困っている人がきれば、手を差し伸べたほうがいいだろう。しかし心ではわかっていても、なかなか行動に移せない人も多いようだ。
■約8割「困っている人がいたのに…」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に実施した調査では、全体で83.0%が「困っている人がいたのに見て見ぬふりをした」と回答した。
多くの人々が困っている人に対して、なにもできなかった経験をしているようだ。
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■転んだ人になにもできず
転んだ人がいたのになにもできなかった30代女性は、「駅へ向かっていたら、女性が転んでいるのを見かけました。心配な気持ちはあったのですが、声をかける勇気がなくてそのまま見ているだけの状態になっていたんです。女性がすぐに立ち上がったので安心しましたが、自分にももう少しできることがあった気がします」と後悔を述べた。
周囲の人も同じような状態だったようで、「他の人も見ているだけでなにもしていなかったので、きっと私と同じような気持ちだったのでしょうね」と続けた。
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■電車で席を譲れず
電車で立っている高齢者に声をかけられなかった20代男性は、「電車の中で、足が悪くて杖をついている高齢の男性が立っていました。僕は座っていたのですが、その人に声をかけることができなくて…。ただそのまま座っているのは申し訳ないので、席を立つことにしたんです。しかし空いた席には、別の人が座ってしまいました」と当時を振り返る。
自分の行動を後悔しているようで、「こんなときに、人見知りを発揮している場合ではありませんよね」とも話していた。
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■道に人が倒れていて
道で倒れている人を見た20代女性は、「夜道を歩いていると、暗がりで年配の男性が道に倒れていたんです。おそらく酔っ払っていたのだと思いますが、もし体調不調だったらいけないと心配になりました。しかし近寄るのが怖くて、そのまま通り過ぎてしまったんです。たとえ酔っ払いであっても、放置はよくなかったかもしれません」と話す。
さらに続けて、「一人でいるときだったので、どう決断していいのかわからなかったんです」とも語っていた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女800名