吉川尚輝の打撃に柴田勲氏が苦言 読売ジャイアンツ打線低調の要因も分析
元読売ジャイアンツの1番打者・柴田勲氏が吉川尚輝の能力を評価しつつも打撃に苦言。得点力アップのため「1番と4番は固定するべき」と提言する。
16日、元読売ジャイアンツの柴田勲氏が、岡崎郁氏のYouTubeチャンネル『アスリートアカデミア【岡崎郁 公式チャンネル】』に出演。巨人・吉川尚輝選手の打撃に苦言を呈した。
■柴田氏が巨人の1番打者を語る
柴田氏は巨人の1番打者について「吉川尚輝はたしかに 、全てにおいて良い。 脚もいいし、守備もいい。だけど粗いでしょ、バッティングが。もろいんだよな。ベンチで見ていると『あの球を振るのか』というタイプだよな」と指摘する。
続けて「松原聖弥と吉川。だから、なかなか1番を決められないんだと思う。 決めないんじゃなくて、1番に適材がいない。俺は吉川が適任ではないかと思うんだけど、もろさも見えちゃうんだよ」と語った。
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■吉川選手の打撃に苦言
話を聞いた岡崎氏が「任せられないという」とつぶやくと、柴田氏も同調。
さらに「だって、なんであんな球を振るんだと。1番バッターでど真ん中を見逃して、2球目のフォークを振る。1番はそれをやらないわけだよ」と解説する。
そして昨年阪神タイガースが1番近本光司選手、4番大山悠輔選手が固定され日本一になったことに触れ「4番と1番が決まれば、あとはちょっと変えてもどうってことはないんだよ。12球団を見てもいないよね、1番をくるくる変えたりするのは。それでは落ち着かないよね」と語った。
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■1番に丸選手を推奨
柴田氏は「これが流れるころには、ジャイアンツが何十試合もやっているんだろうけど」と前置きしたうえで、推奨する1番打者に丸佳浩選手を指名。
続けて「1番は丸。その次に誰と言ったら、なかなか出てこないよな。梶谷隆幸もいない、丸がいない、秋広優人がいない。大城卓三が出てない、小林誠司が出ている。これだとジャイアンツで打てる人は2人しかいない。岡本和真と坂本勇人。あとの6人はあてにならないよね」と持論を展開した。