小雨だと使わずに我慢してしまう人が約7割 「畳んだあとの扱いが面倒で…」

先端に取り付けるキャップや、超強力撥水加工生地のアイテムなどの便利グッズも登場。

2024/05/24 04:30


折りたたみ傘

急な雨に備えてカバンに入れてはいるものの、この程度の雨ならば、できることなら使いたくない…。


 


 

■折りたたみ傘だと小雨ではささずに我慢

Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女739名を対象に実施した調査では、全体で71.0%の人が「折りたたみ傘だと、小雨ではささずに我慢してしまう」と回答した。

折りたたみ傘だと、つい小雨ではささずに我慢してしまう

なお男女別に見ると、男性は69.8%、女性は72.4%という結果になっている。


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■畳んだあとの扱いが面倒で…

編集部が話を聞いた40代の女性は、「帰り道だと気にせずさしますが、どこかへ行く途中だと、畳んだあとの濡れた傘の扱いが面倒だなと思って、ギリギリまで我慢してしまいます」と述べた。

そもそも、激しい雨が降るときには折りたたみではなく長傘を持っていくそうで、折りたたみ傘はある意味“お守り”のようなものだという。軽量で小型の傘を愛用しているので、土砂降りのときはさしても濡れてしまうのだと語った。


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■便利なお悩み解消グッズが登場

今回の調査結果では約7割もの人が「小雨では折りたたみ傘をさしていない」ことが判明した。その主な理由は、濡れてしまった傘の扱いが面倒だというものだろう。

しかし、悩みがあれば解消グッズが開発されていくもの。折りたたみ傘も例に漏れず便利な商品が誕生しているので、いくつか紹介していこう。

まずは、いまや100円ショップでも購入できる、内側が吸水仕様になった傘ケースだ。濡れたまま収納しても中の吸水繊維がしっかりと水分を吸い取ってくれるので、雫が垂れたりほかの荷物を濡らすことなく、使用した折り畳み傘を持ち歩くことができる。


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■超強力撥水加工で水滴を残さない

次に、傘の先端に取り付けてジャバラ式にニョキニョキと傘をカバーするその名も「takenoco」という商品だ。親骨50〜65cmの長傘用と、円周13〜17cm、高さ23cm以下の折りたたみ傘用があり、標準的なサイズのものであれば大体の傘に使えるそう。車や電車、バスなど、サッと閉じて狭い空間に持ち込まなければならないときに重宝する画期的なアイテムだ。

また、素材で勝負しているものもある。その名も、濡らさない傘「UNNURELLA」。小松マテーレが開発した超高密度の撥水生地に、「ダントツ撥水」という傘と水滴が触れる面積を小さくし、水滴が転がり落ちやすくなる独自の撥水加工技術をかけ合わせた超強力撥水で、水滴を傘に残さないというものだ。

それぞれに使い勝手は異なるが、便利グッズを使用すればもっと折り畳み傘が活躍するシーンも増えるかもしれない。梅雨を迎えるこの時期に、試してみてはいかがだろうか。

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(取材・文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年4月19日~2024年4月23日
対象:全国10代~60代男女739名 (有効回答数)

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