「テニスの王子様のロゴと似てる」話題のライスペーパー メーカーに真相を直撃した結果…

『テニスの王子様』のロゴとそっくりなライスペーパー。気になる真相をメーカーに取材してみると…。

2024/05/29 07:45



■気になるデザインの由来を聞いた

話題の「ベトナム産ライスペーパー」のデザインの由来を尋ねた。ユウキ食品の担当者は、「当時、ラベルデザインのやり取りがFAXや郵送だったので、デザインの由来などの記録は残っておりませんでした。現在のデザインになったのは2000年前後であることは分かっております」と説明する。

ライスペーパー

2000年前後ということは、『テニスの王子様』の連載時期とも重なる。こちらの疑問をぶつけたところ、担当者からは、「もともと、ライスペーパーの取り扱いの歴史としては、弊社の関連会社ユーキトレーディングの創業者が日本に輸入を始めたのがきっかけです。『テニスの王子様』との関連性はなく、偶然似たデザインになったのかと思われます」という回答が得られた。

ユーキトレーディング公式サイトによれば、同社の創業者は1980年代からベトナムのライスペーパーを日本に輸入することを考え、そのための手続きをしていたという。紆余曲折を経て、ユウキ食品で取り扱うようになったそうだ。

こうした経緯を考えると、『テニスの王子様』との関連は薄いのかもしれない。


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■意外と知らないライスペーパーの保管場所

1990年代のエスニックブームもあり、ライスペーパーは我々の身近な存在になった。家庭で生春巻きを作ることも多いだろう。

せっかくなので、ユウキ食品のライスペーパーの魅力も聞いてみた。担当者は、「透明度が高く具材の彩りが綺麗に見え、もちもち食感が強いのが特徴です」と話す。

ちなみに、ライスペーパーの保管場所に関して、担当者からは、「冷蔵・冷凍での保管はライスペーパーの乾燥が進んでしまい、割れの原因になってしまうので推奨しておりません。直射日光・高温多湿を避けて常温で保存してください」という耳寄りな情報も寄せられた。

ユウキ食品のライスペーパーで生春巻きを作れば、“天衣無縫”の美味さになること間違いない!?


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■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『95』(テレビ東京系)、『Believe─君にかける橋─』(テレビ朝日系)、『イップス』(フジテレビ系)、『アンチヒーロー』(TBS系)。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人

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