阿部慎之助監督のバント作戦に高木豊氏が苦言 「もう少し大胆に攻めていい」
28日の試合でオコエ瑠偉選手にセーフティスクイズを敢行させた阿部慎之助監督の采配を、高木豊氏が疑問視。「カチンと来るかもしれないけど…」と見解を語った。
■中央大学の野球は…
高木氏は中央大学野球部の後輩である阿部監督に「もう少し大胆に攻めてもいいんじゃないかな っていうような気がするんだよね」と指摘。
続けて「中央ってね、めちゃくちゃ大雑把な野球なんだよ。遠くに飛ばせ、これが基本なんだよ、中央の。慎之助はなんかちょっと違うなあ」と嘆く。
そして「これは言い方が悪いかもしれない、阿部監督もカチンと来るかもしれないけど、ちょっと野球が小さくなっている感じがする。もう少し大胆でもできる選手はたくさんいるし。あそこで細かいことをやらないといけないと思うなら、代打の切り札を使うとか。そういうふうにしたほうが俺は良かったと思う」と提言していた。
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■バントを多用する阿部監督
就任1年目の阿部監督はバントを多用しており、スクイズをすることも増えている。
成功するケースもある反面、4月21日の広島東洋カープ戦で1死満塁からセーフティースクイズなど、失敗する場面も散見される。
阿部監督のバント作戦はネット上でも「野球が小さい」「つまらない」などの声と「点が取れないのだから仕方ない」「決められない選手に問題がある」という擁護で賛否両論となっている。