オードリー若林正恭、『ヒルナンデス』で感じた平成と令和の笑いの違い 「明るい空気になった」
オードリーの若林正恭が体感した平成と令和の笑いの違い。『ヒルナンデス!』でケーキが出てきたときに…。
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、29日放送の『あちこちオードリー』(テレビ東京系)に出演。かつてレギュラー出演していた『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で体感した「平成と令和の笑い」の違いを明かした。
■今好かれるタレントの特徴とは
番組にはタレントのベッキーが出演し、一時芸能界から離れて復帰したときのことを振り返り「全然うまくいかないし、へこんでばかり」と告白。「いわゆる平成の感じでやったら大袈裟」と自身の番組での立ち回りについての悩みを明かす。
平成のときは「MCに振られたら盛って話そう」と取り組んでいたが、最近の番組では盛ったり、笑いのために行動したりすることよりも「自然体に面白い人のほうが好かれる気がする」と分析し、「『向いてないな』とか『辞めたほうがいいかな』とか思ったけど、ゆっくりでもいいから、うまくいかなくてもいいから、もう一回バラエティ出させていただきたい」と思いを語った。
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■価値観の違いを感じた瞬間
若林は「平成と令和の違いか知らないけど…」と切り出し、『ヒルナンデス!』で小動物の人形になったケーキが出てきたときのエピソードを話す。
「俺たちは幸せな物を作ってもらった場合、斜めから入るほうがいいんじゃないかなっていう世代なんだけど、なんか怖いなって思って。『心が温かくなりました』って言ったら明るい空気になったのよ」と明かし、「それを感じた瞬間に『引退だな』って思った」と笑いを誘った。
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■今の番組は他校の「文化祭」?
他にも若林が今のテレビ番組について「他校のギャルの高校の文化祭に行くときみたい。俺はいつもそう、テレビ局に入るとき」話す場面が放送された。
また、ベッキーの他にもお笑いコンビのハリセンボンが出演し、昔と今のテレビ番組で感じる違いや、結成20年目で価値観の違いを痛感した出来事を赤裸々に明かしている。
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(文/Sirabee 編集部・二宮 新一)