足立区、なんだかスゴいことになっていた
「ワケあり区」足立区は修羅の国ではないようです…。
一部では「修羅の国」と言われているとかいないとかウワサになることもある、東京23区のベッドタウン『足立区』。
ぶっちゃけ足立区にあまりいいイメージがなかったのだが、なんだか最近スゴいことになっているらしい。
画像をもっと見る
■じつはめちゃくちゃ治安が良くなっている
そのスゴいこととは、じつはめちゃくちゃ治安が良くなっているということ。
足立区 政策経営部 シティプロモーション課 栗木希さんのお話によると、ピーク時の平成13年から刑法犯罪認知件数が8割も減少しており、治安が悪いイメージは誤りということを教えてくれた。
関連記事:足立区に出現した四字熟語、なぜか字面にツッコミ相次ぐ 「初めて見た…」の声も
■修羅の町から大学のまちへ
犯罪件数以外のデータでも区民の体感治安は50パーセント以上アップしており、ひと昔前と比べて足立区の治安はだいぶ良くなったと言っても過言ではないようだ。
さらに、治安以外でも大きな変化が起きており、たとえば最近では東京藝術大学、東京未来大学、帝京科学大学、東京電機大学、文教大学と6つのキャンパスが誕生。図書館の数も23区中3位で、“進学のしやすさ”や“学業のしやすさ”においてもばっちりで、修羅の町から大学のまちへと進化を遂げていることがわかる。
他にも「ワケあり区、足立区。」として、今後いわれなきマイナスイメージと現実のギャップを解消するとともに足立区の魅力をプロモーションしていくという。
マイナスイメージすらネタにしてしまうふところの深さと、それを逆手に取った足立区のユニークな情報発信、今後も目が離せない。
・合わせて読みたい→ひろゆき氏、教育法に持論も“オチ”にツッコミ 「足立区まさかのもらい事故」
(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)