海外でクレジットよりも役立った「支払手段」 一般で普段使いする人はかなり少数
海外で役立った「意外な支払手段」について調査。普段使いしている人は約1割ほど…。
国内外問わず使うことができるクレジットカードですが、海外ではこんな落とし穴も。
ある人気ユーチューバーのアメリカ旅行での体験談が、反響を呼びました。
■クレジットでは「ZIPコード」がネックに
注目を集めたのは、今年5月にYouTubeチャンネル『Kevin’s English Room』にて更新された、動画の一幕。メンバーのやまさん、ケビンさん、かけさんが全員で行ったアメリカ旅行について振り返るなか、話題は「あれば良かったもの」について語る流れへ。
ケビンさんは「デビットカード」を挙げ、その理由として、ZIPコード(※郵便番号のようなもの)を求められるアメリカで一般的な認証システムではむしろ、クレジットが使えないことがあったと明かし、その際にデビットがあれば、と話します。
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■「Apple Pay」が役立つ
「ちょっと調べきれていないんだけど…多分いけて。そのために持っていけばよかったなって思ってますね」と語るケビンさんですが、デビットカードを持参していなかった今回の旅行で「Apple Pay」が代用の支払い手段として役立ったと回顧。
「Apple Pay経由で支払ったらZIPコードなしでいけるって機会が何回かあって」と話していました。
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■約1割が普段使い
ちなみに、Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女706名を対象に行なった「支払い手段」に関する意識調査では、以下のような結果に。
《支払い手段でApple Payを使っていますか?》
・よく使う…4.0%
・たまに使う…9.6%
・全く使わない…86.4%
「よく使う」では、男性が5.5%に対し、女性は2.3%という結果に。少数派ではありましたが、「よく使う」と「たまに使う」合わせて、約1割の人が普段使いしていることがわかりました。
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■「JCBだと使えなかったりした」
同エピソードには、視聴者から「アメリカのことしかわかりませんが、Apple Payは本当に便利でした。携帯かざすだけでOK」といった共感の声も。
なお、編集部が話を聞いた会社員の女性は、海外では主にクレジットが支払手段だったよう。
支払手段について「基本的にクレジットカードです。キティちゃんのクレカはレジのお姉さんウケがいいです(笑)JCBだと使えなかったりしたので、2種類を持ち歩くようにしてました。現金も一応持ちますが、アジアだと釣り銭くれなかったりするので…。現金もクレカのキャッシング枠を使うので、基本的にクレカに頼った旅をしています(笑)」と話していました。
この記事は2024年5月8日に公開された記事を編集して再掲載しています。
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(取材・文/Sirabee 編集部・黒木 ゆず)
調査対象:全国10代~60代の男女706名