『アンチヒーロー』、白木の“ラスト5分の裏切り”に視聴者ショック 「明墨捨て身の作戦」予想も…
日曜劇場『アンチヒーロー』が最終回を迎える。大島優子の「裏切り」が波紋を呼ぶが、視聴者からは「すべて明墨の計算通り」と予想する声も…。
16日、日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)が最終回を迎える。9日放送の第9話では女優・大島優子の「裏切り」が発覚し、視聴者に衝撃を与えた。
ネット上では、彼女の行動をめぐって、様々な考察が繰り広げられていて…。(※この先、ネタバレ含む)
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■これまで物語には大きく絡まなかった人物
『アンチヒーロー』は司法組織を舞台にしたオリジナル作品。俳優・長谷川博己演じる主人公・明墨正樹が、犯罪者である証拠が揃っている人物でも無罪を勝ち取る姿を描いている。
大島は、「明墨法律事務所」のパラリーガル・白木凛役で出演。これまで、明墨が元検事だった過去を知っていることを仄めかしながらも、物語に大きく絡むことはなかった。
それだけに、最終回直前の彼女の「裏切り」は視聴者に衝撃を与えたようだ。
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■大島優子の冷たい表情に視聴者もゾクッ
第9話では、明墨は、赤峰柊斗(北村匠海)や紫ノ宮飛鳥(堀田真由)とともに、12年前の「糸井一家殺人事件」が冤罪である証拠探しに奔走していた。だが、ラスト5分で明墨は町工場社長殺人事件の証拠隠滅の疑いで逮捕されてしまう。
宿敵の検事正・伊達原泰輔(野村萬斎)の元に、白木は明墨逮捕の原因となった上着を持って現れる。伊達原から「裏切り行為」について問われ、「そうですか。当然の報いだと思いますけど」「別に…優秀な弁護士さんが来て用済みみたいだから」と、冷たい表情を浮かべる大島の演技が印象的だった。
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■「明墨の捨て身の作戦」考察相次ぐ
これまで、白木が明墨に恨みを持っているような描写はなく、赤峰や紫ノ宮に比べるとストーリに深く関わってこなかった。それだけに、まさかのどんでん返しに驚く視聴者が多かったようだ。
ネット上では、「木村佳乃のほうが正義感があって伊達原をを裏切るのかと思ってたのにまさかの大島優子…」 「アンチヒーロー、大島優子とは何かあるとは思ってたけど裏切りはやばい」「白木が事務所に入った理由って何だったの…」と、ショックを受ける人が続出。
一方で、「白木さんの裏切りは、実は敵の懐に入り込んだ捨て身の作戦」「明墨先生の落ち着きようからして計算通りだと思う」「白木さんの裏切りから明墨逮捕までの流れ全て明墨のシナリオ通りな気がする」など、作戦の一つではないかと推察する声もあがっている。
白木は明墨を追い込む“アンチ”か、窮地を救う“ヒーロー”か──。最終回の動向を注視したい。
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(文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)