京都で蛍が見られるって本当? 今しか見られない光景にうっとり…
蛍を見るには、都会から離れた場所に行かないとダメ…と思いきや、京都でも見られるって本当?
この季節にしか出会えない、淡い光を放つ虫・蛍。豊かな自然があるきれいな水辺で、街灯の届かない静かな場所に住み着くため、都会ではなかなか見ることができません。
しかし、京都では繁華街のそばでも蛍が見られるとか。…本当に?
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■銀閣寺のそばで?
記者が訪れたのは、銀閣寺と南禅寺の間を結ぶ日本屈指の散歩道である「哲学の道」。脇には運河が流れる、静かな場所です。
日中は観光の人気スポットの1つですが、夜は薄暗くてほぼ誰も歩いていない状態。到着したのは夜20時半ごろ…本当にここで蛍が見られるの? と疑いつつ進むこと数分。
目の前に、黄色い物体がふわり。これ、蛍では!?
ここで見られるのは、京都市登録天然記念物に指定されるゲンジボタル。一匹、また一匹…と数が増えていきます。こんな場所で蛍が見られるとは!
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■蛍の大群が…!?
さらに進んでいくと、蛍の大群と遭遇。これはすごい…。鑑賞する人、撮影する人、多くの人が集まってきます。
眺めているだけで時間が経っていきそうな光景。20時〜21時半ごろが蛍の活動のピークと言われており、かなりの量の蛍が飛び交っていました。
蛍を見る際は、フラッシュ撮影や懐中電灯を照らすなどの行為はNG。また、周囲にお寺や住宅があるため、マナーを守り静かに鑑賞するように気をつけてくださいね。
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■他にも見られる場所がたくさん
京都の蛍といえば貴船や上賀茂神社、嵐山が有名ですが、哲学の道のほかにも下鴨神社や鴨川(みそそぎ川)でも鑑賞可能。
蛍が見られるのは、7月初め頃まで。四条などの繁華街で夕飯を楽しんだあと、少し足を伸ばしてみては。今の時期しか楽しめない京都の景色が楽しめますよ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)