怖いのにかわいい「スキマモリ」、グッズ化される人気キャラに 誕生秘話が救世主すぎる…
JR西日本発のキャラクター「スキマモリ」がグッズ化される人気ぶり。誕生した経緯を聞いてみた。
■「スキマモリ」誕生のきっかけは…
「スキマモリ」が生まれたのは、電車の隙間に子供が落ちてしまう事故が多々あったことがきっかけだという。
大阪市立デザイン教育研究所の担当者は、「JR西日本のビデオを見ると、お父さんが一生懸命追いかけているのに、子供が隙間に落ちてしまうんです。ホームドアがあっても隙間から転落するリスクがあり、とくに10歳以下の子供の隙間転落の割合が高いことも分かっています。学生たちと、子供に自分で注意してもらうことが重要だと考えました」と、説明する。
まさに子供を守る救世主と言える。“公式プロフィール”では体長14メートルとなっているが、これにも理由があるという。
担当者からは、「14メートルは電車の長さから取っていて、エクレアの形にしています。子供に注目してもらうため、特徴的な色や目立ちやすい目にしました」という回答が寄せられており、細部までこだわっていることが窺える。
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■グッズも大反響
キャラクター誕生から約2年経ち、東急電鉄や京王電鉄も参加し、東京都内で「スキマモリ」を目にする機会も増えた。グッズもかなりの反響のようだ。
担当者は、「京都で開催されるスキマモリが登場するイベントには、東京から買いに来る方も多いです。学生たちも『自分たちが作ったものがこれほど人気になると思わなかった』と喜んでいます」と、笑顔を見せる。
「スキマモリ」の知名度が広がると共に、電車のホームでの転落事故がなくなることを願いたい。
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■執筆者プロフィール
斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。
某週刊誌の芸能記者を経て現職に。旧ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。
チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)