電車で拾った平仮名の手紙、心が汚れた大人は読めないと判明 たった1文字違うだけで…

山手線車内で発見した奇妙な落とし物、心が汚れた人類には読めない3文字が話題に。落とし主が見つかる「SNSの奇跡」へと発展した。

2024/06/24 11:00



■それにしても駅員、ノリノリである

ある日、山手線内回りの車両に座っていた際、足元で件の手紙を発見したという悲しいねさん。

発見時の心境については「拾って『これはどうにか持ち主に届いてほしいな』と思いましたが、毛色が違う落とし物のため、駅員さんに渡すのが正しいのか、渡したとしても落とし主が問い合わせをする可能性も少ないのでは…と考え、Xに投稿しました」と、振り返っている。

その行為が正しいのかも迷った悲しいねさんだが、結果としては駅員も「あららら〜! これはしっかり預かりますね!」と、ノリノリで手紙を受理。Xの民らも好意的に捉えてくれ、胸を撫で下ろしたそうだ。

大勢の人が行き交う大都会の駅やXに、殺伐とした印象を抱いている人も少なくないと思うが、まさに「優しい世界」である。


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■その後の展開が正に「奇跡」

ポスト投稿から2日後、悲しいねさんは驚きのビッグニュースを投下。なんと、こちらのポストが持ち主家族の目に触れ、無事に落とし主の手元に渡ったと判明したのだ。

落とし主(ぱぱ)の妻は、DMにて「本当に本当にありがとうございます」「今現在もパパは子供からのたくさんのメッセージカードや手紙を持ち歩いてますが、厳重に管理させたいと思います。そしてたくさんの温かい目に留めて貰った、今回のメッセージカードは我が家の家宝にします」と、悲しいねさんに感謝のメッセージを寄せている。

落とし物が戻ってくる国・日本のモラルと優しさが感じられる、じつに素晴らしいエピソードではないだろうか。


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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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