秋葉原のメイドカフェとカレー店が金銭めぐるトラブル 謝罪動画を投稿する展開に…
秋葉原にある「ツクヨミメイドカフェ」とカレー店「レボリューション・エボリューション」でメイド派遣に関するトラブルが勃発。
東京・秋葉原にあるメイド喫茶「ツクヨミカフェ」代表がXで、メイドを派遣する形でコラボレーションを行ったカレー店「レボリューション・エボリューション」との金銭トラブルを告発。
その後カレー店側がyoutube動画で“謝罪”し、アキバファンを中心にネットで話題を呼んでいる。
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■秋葉原の新店舗「ツクヨミ」「レボエボ」
「ツクヨミカフェ」(以下、ツクヨミ)は台湾発の正統派メイド喫茶で、昨年12月にオープン。日本のメイドカフェに感銘を受けた台湾人オーナーが2005年に台湾・高雄で創業し現地に7店舗を展開。いま秋葉原で流行する客単価の高いガールズバー形態ではなくレストラン・カフェ形態での運営を行う店で、秋葉原店は“逆輸入”的な1号店となる。
一方、「レボリューション・エボリューション」(以下、レボエボ)は今年3月オープンのカレー専門店。和牛やチキンを使った濃厚カレーとホエイラッシーをウリにしており、かつて「スープカレーカムイ2号店(当時店舗名=シン・カムイ)」があった場所を居抜きで譲り受け運営している。オーナーは女性ミステリー作家兼評論家のT氏。
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■「大変悪質な行為」と糾弾
今回話題を呼んだのは6月26日、ツクヨミ代表・joe氏がXの個人アカウントで投稿した告発文。
“注意喚起”と冒頭に添え、「弊社は秋葉原のカレー店とコラボを行いましたが、未だにメイドの派遣料の未払いが続いています。このような悪質な店舗に対して私達のような被害者を出さない為にも法的措置と同時に告発に踏み切りました」として、4月から行っていたメイドの派遣に関して、派遣料が支払われていないことを報告した上で「大変悪質な行為」と言及。
さらに「秋葉原で営業するお店同士でコラボを行い秋葉原を盛り上げたい気持ちでレボエボからの誘いに乗りコラボを行った」とこれまでの経緯を説明した。
joe氏を取材すると、「約1ヶ月間、メイドのシフトを増やしレボエボに人員派遣する形で協力していた。しかしコラボを打ち切られ、その後稼働分について請求するも支払いが一切なく、5月21日、『今週中に振り込みます』とレボエボ側から連絡があって以降、連絡が途絶えた」という。
「うちのメイドたちもレボエボを盛り上げようと一生懸命働いたわけです。泣き寝入りはできないと、その後内容証明郵便で督促状を送付するも無視。そこで今回、東京地方裁判所に訴え出まして、支払督促の申し立て請求が受理された。つまり、司法が正当な請求と判断している状態です。派遣に関する詳細な費用は明かせないが、支払えないような金額では全くなく、なぜ対応いただけないのか理解に苦しむ」と、詳細を説明する。