7割の人に知ってほしい… 「エアコンの電気代」を節約するお得ワザまとめ
毎日使うからこそ地味に気になるエアコンの電気代。少しでも安くする方法は…。
■知っておきたい「温度」調整
電気代を節約するなら設定温度が大切。ダイキン工業の公式サイトによれば、冷房では温度を1℃上げるだけで約10%の節電効果があるという。
室温は26〜28℃を目安にするとよいと言われているが、この温度では暑いと感じる人もいるだろう。
そうしたときは扇風機やエアサーキュレーターを併せて使うのが効果的で、空気を循環させることで体感温度を下げ、エアコンの設定温度を上げたまま快適に過ごせる。
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■8割以上が未使用だった「自動運転」
また、節電を意識して風量を「弱」にしたり、寒くしすぎて電源を切ったりするのは、かえって電気を消費してしまうケースがあるという。エアコンを「自動運転」にすると効率的なようだ。
なお、2021年時点の編集部の調査では、エアコンの設定を「自動運転」にしている人は全体の16.7%であり、8割以上の人が使っていないことになる。
ダイキン工業の公式サイトには、「『弱』と『自動』でどちらが節電?」、「冷房の風向設定は『ななめ下』と『水平』でどちらが節電?」など、4つのケースで電気代を調査した結果が掲載されている。住環境やそのときの気温で結果は変わるが、ひとつの目安として参考にしたい。