茂木健一郎氏、3選の小池百合子都知事に皮肉 学歴詐称疑惑に「カイロ大学も今頃…」
7日投開票の東京都知事選挙で圧勝した小池百合子都知事。脳科学者の茂木健一郎氏がこの当選を学歴詐称疑惑と絡め、皮肉たっぷりに…。
7日投開票の東京都知事選挙で3選を果たした小池百合子都知事について、脳科学者の茂木健一郎氏が同日更新のXで言及。知事の学歴詐称疑惑を揶揄し、皮肉を展開した。
■誤った情報で炎上
茂木氏はまず、同日の放送内容が物議を醸した『アッコにおまかせ!』(TBS系)に言及。
番組は投票箱を用意するなどして投票について基礎から解説し、宇内梨沙アナウンサーが「漢字を間違えてしまうと無効になってしまいます」と候補者名について注意。
「正しく、立候補した名前で書いてください」「ひらがなで立候補している人はひらがなで、漢字で立候補している人は漢字で書くようにしてください」などと続けたが、実際は誰に投票したか選管が判断できれば良いとして、放送中からSNSで物議を醸した。
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■「『ユリコにおまかせ!』になりましたね!」
視聴者から指摘を受けたのか、その後は宇内アナが「東京都選挙管理委員会によりますと、候補者の名前をカタカナやひらがなで記入しても、候補者と特定できれば有効になるということです。大変失礼いたしました」と訂正。
茂木氏はこの騒動を「投票はひらがなで書くのか、漢字で書くのか、といった具体的な方法は、『アッコにおまかせ!』とはいかなかったけれども、都政はゼロ打ちで『ユリコにおまかせ!』になりましたね!」と番組と小池知事を揶揄する。
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■「カイロ大学も今頃…」
続いては「みなさま、おつかれさまでした!」と候補者・有権者を労ったのだが、最後は「カイロ大学も今頃、『卒業生』の活躍に大喜びしていることでしょう!」と締め。これまで定期的に浮上し、選挙前にも改めて告発があった小池知事の“学歴詐称疑惑”を皮肉った。
小池知事の学歴をめぐってはかねてから詐称疑惑があり、今年4月には都の特別顧問を務めていた元側近・小島敏郎弁護士が『文藝春秋』で新たに告発。6月には公職選挙法違反(虚偽事項公表罪)の容疑で刑事告訴もしており、未だに着地点が見えない問題になっている。