『虎に翼』竹中記者の“去り際の一言”がさすがすぎる… 「敏腕」「色々バレてる!」
8日放送の朝ドラ『虎に翼』では、竹中記者(高橋務)が寅子(伊藤沙莉)を取材。「どんな記事にするんだ…」とハラハラする人も。
8日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』では、記者の竹中(高橋務)が、寅子(伊藤沙莉)を取材。その去り際の“一言”がXでも反響を呼んでいる。
■竹中記者が寅子を取材
寅子は米国の裁判所視察を終えて帰国。米国で刺激を受けた様子で、ますます仕事に張り切る。そんな寅子の元へ、記者の竹中が取材したいとやって来る。
竹中はかつて、新聞記者としてゴシップ記事を書いていたが、寅子が弁護士となった際、祝賀会で“怒りの演説”をした際には、記者で唯一、期待を込めた記事を執筆していた。
現在はフリーの記者となっており、法曹界の第一線で活躍する寅子の特集を組みたいと依頼をしてきたのだった。
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■「ご苦労さんでした」
猪爪家では、仕事に忙殺される寅子を支えて花江(森田望智)がすべての家事をまかない、花江の前ではのびのびと過ごす子供たちが、寅子の前では“いい子”を演じる状態になっていた。
そんな中、自宅での様子を竹中が取材すると、寅子は「家事は分担している」と、慣れない手つきでロールキャベツを作り、竹中は「普段、しないの? 料理」と問いかける。
さらに、取材を受けて懸命に寅子を褒めたたえる花江や子供たちに、竹中は去り際に「ご苦労さんでした」と笑いながら声をかけた。
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■「さすが竹中記者」の声
この竹中の言葉に、Xでは「竹中記者、戦後も変わらず敏腕すぎて佐田猪爪家にあるなにかの矛盾をすかさず見抜いてしまう」「寅子が普段、台所に立ってないことは一瞬で見抜いたし、猪爪一家が懸命によそ行きの日常を作っていたことも察知していた。最後の『ご苦労さんでした』には多分に皮肉が込められていたよね」「写真撮影のとき、すでに竹中記者は微妙な表情してるな…花江ちゃんや子どもたちがどこか無理してんじゃないかという、ちょっとした違和感」「去り際の『お疲れさん』でもう色々バレてる!」との声が。
「花江ちゃんや子供達がめちゃくちゃ苦労してお膳立てしたのを察して、『ご苦労さまでした』と女性や子供も正当に労うのすごく良かった」「竹中記者相手に、やっちまったな。全部お見通しの家族への同情籠った『ご苦労さんでした』」とのコメントもみられた。
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■「真に恵まれてる状況」指摘も
先週金曜に放送された、今週分の予告編では、寅子に対して花江が怒りをぶつけて言い争いになる様子が映り話題となっていた。
そのため、「去り際の『ご苦労さんでした』がつらい…どんな記事にするんだこの人…」「はたして今回の取材をもとに、どんな記事を書くのか…。ドキドキするけど楽しみです」「取材があったからこそ鼻をへし折る機会が生まれて、花江や周りと揉めたりして勘違いもストップできるんじゃないんかな」と指摘する人も。
「竹中記者もきっと『お嬢ちゃん変わっちまったな』って失望を言葉にしてくれるだろうし、花江ちゃんも『そういう態度よっ!』ってブチギレてくれる。梅子さんも何かありそう。そういう人が近くにいることが、真に恵まれてる状況だよ」「寅子の目を覚させてくれるなら何でも良いので、家族との亀裂が深まる前に…寅子自身が振り返ったときに辛くなる事柄がこれ以上増えないうちに…!」とのコメントも見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)