水を飲むタイミング、間違ってるかも… 「熱中症に厳重警戒を」気象予報士が呼びかけ
暑い時間帯の不要不急の外出を避けるよう呼びかけられる中、気象予報士の比連崎実氏が熱中症への警戒とともに、水分補給のタイミングについても説明している。
気象予報士・防災士の比連崎実氏が9日、公式Xを更新。猛暑が続く中で、熱中症予防のための水分補給のタイミングについて呼びかけている。
■「不要不急の外出は避けて」
連日、各地で猛烈な暑さが続いており、きょう9日も関東や東海を中心に最高気温が35℃を超えることが予想されている。
厳しい暑さで体への負担がかかる中、救急の医師らで作る日本救急医学会が8日、オンラインで記者会見を行い、「体が暑さに慣れきっていない時期は熱中症になりやすい」として、「暑い時間帯の不要不急の外出は避けてほしい」と注意を呼びかけた。
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■水分補給はのどが渇く前から
比連崎氏はこの会見に触れると、改めて「体が暑さに慣れていない方も多いかと思います。無理せずエアコンなどを使用する 外での激しい運動は避ける 熱中症に厳重に警戒してください」と呼びかける。
また、政府広報オンラインでも示されている「熱中症の予防行動」にも言及し、「『人間は軽い脱水状態のときには、のどの渇きを感じません。水分補給はのどが渇く前から行いましょう。目安は1日当たり1.2リットル』とのことです」と説明。「こまめな水分補給も意識するようにして下さい」と注意喚起している。
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■「外に出るだけで戦い」
比連崎氏の呼びかけに、ユーザーからは、「日本が暑い…! 外に出るだけで戦い」「不要不急の外出を避けるレベルの暑さに日本はなってしまった」「子供が、なのになんで小学校はいかなきゃいけないのー! って言ってて返す言葉もない」との声が。
また、「水分補給、こまめな休憩、体調悪かったら帰る勇気!」「熱中症対策をしながら今日も安全に過ごしたいと思います」といったコメントも見受けられた。