世の中は捨てたものではない… 約8割の人が「誰かの優しさ」に抱いた気持ち
ふとしたときに向けられた優しさには、うれしい気持ちになるのは当然のことだろう。
日常生活の中で私たちは、他人の優しさに触れることが多くある。そのような心温まる瞬間に感動して、涙を流しそうになったことがある人もいるようだ。
■約8割「誰かの優しさに感動」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女661名を対象に「人の優しさ」に関する意識調査を実施したところ、全体で81.4%の人が「誰かの優しさに感動した経験がある」と回答した。
多くの人々が他人の優しさに触れ、感動していることがわかる結果となった。
関連記事:気づいたときには遅かった… 5割の人が電車に乗る際にやったことがある失敗とは
■女性に多く
性年代別で見ると、すべての年代で女性の割合が高くなっているのが特徴といえるだろう。
女性のほうが、感情を揺さぶられやすい人が多いのだろうか。
関連記事:いけない行為なので… 約半数が「電車に飛び乗ろう」として起きた失敗とは
■疲れて電車に乗っていると
電車で調子が悪くなったときに席を譲ってもらった30代女性は、「私が一番感動したのは、電車での出来事でした。体調がすぐれないと感じていたときに、席を譲ってくれた若い男性がいたんです。明らかに調子が悪そうだったのかとは思いますが、それでもわざわざ席を譲ろうとしてくれる勇気に感動しました」と当時を振り返る。
さらに続けて、「そのときの彼の優しい笑顔と、さりげない心遣いは疲れ切っている私にとって癒やしにもなりました。日常の中でこんなに優しい瞬間に出会えるなんて、思ってもみなかったんです。彼のおかげで、ゆっくりと座って体を休めながら家に帰ることができました」とも話していた。
関連記事:電車に乗っていた女性 偶然聞いた「車掌のアナウンス」に感動したワケとは…
■看護師さんの優しさに
Xでも優しさに触れて感動した人からは、「なかよしのフォロワーさんのとてつもない優しさに触れて、感動して泣きそうです」や「入院生活が昨日から始まりました。看護師さんの優しさに既に感動しております」などの投稿があった。
しかし一方で、「本当の『優しさ』とはなんでもYESを言うことではないし、いつも守ってあげることでもない」など、優しさの定義は難しいとの意見も見られた。
・合わせて読みたい→電車に乗っていた女性 偶然聞いた「車掌のアナウンス」に感動したワケとは…
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女661名