サーモスが語る「水筒のNGな持ち方」が意外 知らないと大怪我に繋がることも…
水筒を持ち歩く子どもの転倒事故が多発している。サーモスが教える「水筒の正しい持ち方」は絶対に覚えておくべき。
夏の暑さが厳しい今の時期、水分補給のために水筒を携帯している…という人も少なくないだろう。じつは、「水筒の良くない持ち方」をしていると、“思わぬ事故”に繋がってしまう可能性があるのをご存知だろうか。
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■子どもの転倒事故が多発
いつでもどこでも水分補給が出来る「水筒」は夏の必需品とも言えるレベルで便利だが、他方では“水筒を持ち歩く子どもの転倒事故”が多発しているという。
子どもといえば、体に水筒をぶら下げているケースも多く、さらに大人と異なり受け身を取ることが難しいため、大きな事故に繋がるケースが多いようだ。
消費者庁も「転倒した際に首や肩に掛けていた水筒がお腹に当たり、内臓を損傷する等といった思わぬ事故が発生しています」として、注意を呼びかけている。
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■絶対にNGの持ち方は…
水筒も手掛けている「サーモス」もこの問題をしっかりと注視しており、7月30日に開催された新製品プレス発表会では「子どもの斜めがけ水筒の正しい持ち方」を紹介した。
まず、大前提としてストラップを掛けた状態で走ったり運動したりするのは危険が伴うためにNG。
そして、もしストラップをかける場合は、首ではなく肩にかけて「体の正面に水筒がこないようにする」のがポイントだという。つまり、体の“側面”もしくは“背面”に製品がある状態が良いという。
これらのように首からかけたり、肩にかけているものの水筒が正面にあったりすると、転倒の際に腹部を圧迫して思わぬ事故を引き起こす可能性があるのだとか。
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■消費者庁も注意喚起
なお、消費者庁も「水筒はなるべくリュックサック等に入れましょう」「水筒を首や肩に掛けているときに走らないようにしましょう「遊具等で遊ぶ場合は、水筒を置いて遊ぶようにしましょう」と訴えており、ストラップを用いて水筒を持ち運ぶ際は十分な注意が必要だ。
とはいえ、今の時期の熱中症対策としても水筒は有用。正しい持ち方を学んだうえで、上手に活用していくのが大切だろう。
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■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているあまり年々丸くなっているのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心)