コミケに降臨したセーラー戦士、その鍛え抜かれた体が脱帽レベル 気になる“正体”は…
コミックマーケットに“フィジカル最強のセーラームーン”が登場。トレーニングのきっかけは『ドラゴンボール』で…。
夏真っ盛りのこの時期に開催された「コミックマーケット104(以下:コミケ)」は、11・12日の両日快晴で大盛況となった。魅力的なコスプレも多数披露され、その中に“最高にして最強の戦士”を発見したので紹介したい。
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■圧倒的な仕上がりに驚き
そのコスプレイヤーを発見したのはコミケ初日の11日。取材の準備を進めていると、遠目でもわかるほど圧倒的にスタイルがいいコスプレイヤーがいて、それがスティーブくん(@vesone350)だ。
これからコミケが始まる…という忙しいタイミングにも関わらず、笑顔で取材を快諾してくれた彼がチョイスしたコスプレは、『美少女戦士セーラームーン』の主人公・セーラームーン(月野うさぎ)であった。
コスプレのクオリティの高さはもちろんだが、やはり目を引くのは圧倒的なスタイルの良さ。分厚い胸板に広い背中、ぐぐっと引き締まったウエスト、そして脂肪を削ぎ落とした事による筋肉のカットがなんとも素晴らしい。
明らかに並大抵の努力では到達できないレベルであり、トレーニングが趣味の記者は思わず「す、すごすぎる…」と声が漏れてしまった。
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■アニメやゲームを愛する
最強のフィジカルを持つセーラームーンに変身したスティーブくんは、過去には『うる星やつら』のラムやキューティーハニー(如月ハニー)、『ストリートファイター』のダルシム、『ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流』のワムウなどのコスプレも披露しているという。
というのも、日本のアニメやゲーム文化が大好きだそうで、「こうやって好きなキャラクターになりきることが出来るのは楽しいですね!」とコスプレの魅力を語る。コスプレは、キャラへのあふれる愛を原点に生まれた文化。まさにその本道を行く。
なお、コスプレに目覚めたきっかけについては、過去に参加したアニメとダンスのイベントでコスチューム姿で踊ったところ、「最初は大丈夫かな、笑われちゃうかな…と怯えてたんですけど、すごい反響が良くて。そこからハマりました!」と教えてくれた。
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■じつはフィジーカーだった!
素晴らしいコスプレを披露してくれたスティーブくんだが、子供の頃から『ドラゴンボール』の孫悟空への憧れがあり、同様の体や強さを目指してトレーニングを始めたという。
その結果、単なるトレーニング好きとは一線を画すレベルに到達し、そして今では「フィジーク」 の選手という一面もあるという。やはり『ドラゴンボール』の功績は凄まじい。
ちなみに、スティーブくんはフランス出身。最後に「パリ五輪見なくていいんですか?」と質問すると、「じつはあまり見てなくて(笑)東京五輪のほうが興味ありますね!」と日本への愛も炸裂させていた。
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■執筆者プロフィール
木根大心:『Sirabee』編集部記者。
インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているあまり年々丸くなっているのが悩み。
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(取材・文/Sirabee 編集部・木根 大心 撮影/キモカメコ佐藤)