普段はイヤホンをしていても… 約5割が「電車のアナウンス」に取る対応とは
電車やバスでは頻繁に車内アナウンスが流れるが、人はきちんと聞いているのだろうか。
電車やバスに乗っていると、車内アナウンスが頻繁に流れてくるだろう。安全確認や目的地案内など内容は多岐にわたるが、アナウンスに耳を傾ける人はどのくらいいるのか気になるところだ。
■約半数「重要なアナウンスなら聞く」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の電車を利用する男女542名を対象に、「電車やバスの車内アナウンス」に関する意識調査を実施した。
その結果、「注意を払って聞く」と答えた人は49.8%、「重要でなければ聞かない」と答えた人は50.2%だった。
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■アナウンスに注意を払う理由
常日頃からアナウンスに注意を向けている40代男性は、「車内アナウンスは大事な情報を伝えていることが多いと思うので、必ず聞くようにしています。通勤電車などのアナウンスは毎日同じものなので、聞いていて意味がないと考える人もいるかもしれません。しかしそれでも、なにか大切なことを言っているかもしれないので…」と語る。
アナウンスを聞いていれば乗り過ごしもなくなると考えているようで、「それにアナウンスに注意を払っていないと、降りる駅に着いたことがわからなくなってしまう気がするんです。実際に仕事で疲れてぼーっと電車に乗っているときに、乗り過ごしてしまったことがあったので…」とも話していた。
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■重要なアナウンスにだけ
大事なアナウンスにだけ耳を傾ける30代男性は、「毎日電車を利用していると同じようなアナウンスが繰り返されるので、だんだんと耳を傾けなくなってきました。電車が遅れているとか、目的地に関わる重要な情報があるときだけ聞くようにしています」と話す。
普段はイヤホンをしているが状況によって取るそうで、「基本的に電車の中では音楽を聴いているので、アナウンスがきちんと聞こえていないことが多いんです。ただ事故などの影響で電車が遅れる場合には、周囲の雰囲気で感じます。そんなときには、イヤホンを外してアナウンスに耳を傾けるんです」と続けた。
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■アナウンスに和む
Xでは、「今日の電車の運転手さんのアナウンス、なんか独特」や「人身事故起きて運転再開待っているんだけど『もうすぐ再開します』ってアナウンス流れる度に、小学生男子たちが拍手するのなんか和んだ」などアナウンスによって和んだエピソードも見られた。
またイヤホンをしていて事故のアナウンスに気づかない人もいるようで、「電車止まったまま全然動かないなって思ったら、どっかの駅で人身事故が起きていたっぽい。イヤホンしているからアナウンス聞いてないので」との投稿もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の電車を利用する男女542名