いけない癖と思いながらも… 約6割がつい「比較」してしまう相手に納得
周囲の目を気にせずに、自分を受け入れていくことが大切なのかもしれない。
私たちは日々、他人との比較に晒されることが多くあるだろう。そのせいでつい自分でも、周囲の人と比較してしまっている場合もあるようだ。
■約6割「他人と比較する癖あり」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女622名を対象に「自分の性格」に関する意識調査を実施したところ、全体で65.0%の人が「他人と比較してしまう癖がある」と回答した。
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■若い女性に多く
性年代別では、若い世代の女性に多くなっているのが印象的だといえるだろう。
年齢が上がるごとにその割合は若干減少するものの、それでも半数以上の人々が比較する癖を持っていることがわかる。若い頃よりは比較する癖は薄れるものの、完全にやめるのは難しいのかもしれない。
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■比較のせいで自己評価が低下
会社の同僚と比較する癖がある20第女性は、「現在、働いている職場で同僚がどんどん成果を上げているのを見て、自分がどれだけがんばっても追いつけないのではないかと感じてしまいました。とくに同じ内容の仕事で彼女が先に成果を出したとき、自分の努力が無意味に思えてしまったんです」と正直な気持ちを述べた。
よくない癖だとはわかっているようで、「人の成功を妬むせいで、悪影響が出てしまっています。仕事に対するモチベーションが下がり、自己評価もどんどん低くなってしまいました。私自身もそれなりにがんばっているとは思うので、満足すればいいのですが…。どうしても、同僚が気になってしまうんです」と続けた。
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■同期の昇進で不安
同期の昇進で不安になってしまっている30代男性は、「職場で同期が次々と昇進していくのを見ると、自分だけが取り残されているような気がして不安になります。特に、同じ部署の同期が先に出世したときは、彼が自分よりも優れていると感じて自信を失いました。とても悔しい気持ちになったのを、今でも憶えています」と語る。
比べるよりも努力が必要だとも思っているようで、「このように同期と比較するせいで、仕事に対する意欲も低下してしまっている自分がいます。そして毎日が、プレッシャーでいっぱいになってしまいました。本当であればいい刺激を受けて、『自分ももっとがんばろう』と思うべきなのでしょうけれど…」とも話していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代の男女622名