食パン袋を留めるアレの「正式名」知ってる? 想像以上のカッコよさに驚嘆
皆さん、食パン買った時この留め具どうしていますか? すぐ捨てる前にこれを読んでほしい…。
■答えは…
それが「ランチャーム」です。
1957年に大阪の食品関連資材メーカー・旭創業が開発したもので、同アイテムが誕生するまではガラスや陶器製のものが主流だったそうです。
しかし、旭創業の創業者である渡辺輝夫氏が「使い捨てであるのに割れたりして危険でありコストも高い。安くて安全なものを作れば消耗品だけに絶対売れる」(同社HPより)とひらめき、低コストかつ中身が漏れないランチャームが完成しました。
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■紙製コーヒーカップのフタ
最後にもう一問。カフェやコンビニでコーヒーをテイクアウトする際、ついてくるフタの正式名称です。
持ち歩いてもこぼれることが防げる上、小さな飲み口を開ければ、ズズズと歩きながら飲むことが可能になる画期的アイテム。
さあ、これの名前はなんでしょうか。
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■このフタには以外な効能も…
答えは「トラベラーリッド」。こちらも想像以上にかっこいい名前でした…。
トラベラーリッドをはじめ幅広い食品容器を扱う商社・木村容器のHPには、「リッド(フタ)を付けるようになったのは4〜50年前のこと」という説明があります。
さらに、ラテやカプチーノなど上にクリームが乗っているドリンクを飲む際にメリットがあり、「リッド(フタ)の飲み口から飲むと、クリームやエスプレッソがちょうどよいバランスで出てきて本来のおいしさを味わうことができる」と分析しています。
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■名前を知るとちょっと幸せに
本記事で紹介したアイテムは、8月20日から28日まで東京・原宿で開催された「名前のわからないもの展」(主催・メルカリ)の展示物でした。
同展は、“検索すらされない、かわいそうなモノ”を一挙紹介し、名前を知ることでそのモノについて改めて考えてみるというメルカリらしい思いが込められており、名前があるのに、名前で呼ばれない…そんなちょっと不憫なアイテムたちと触れ合える好企画。
期間中は行列ができるほど入場者が殺到。次回の展示会も期待大です。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)