大谷翔平が“45HR・45盗塁”を達成できた理由を掛布雅之氏が解説 「今年のスイングは…」

掛布雅之氏が大谷翔平が「打てる要因」を解説。過去の日本人選手で「大谷選手に近い人物」も明かした。

2024/09/11 10:30


大谷翔平・ロサンゼルス・ドジャース

元阪神タイガースの掛布雅之氏が、自身のYouTubeチャンネル『掛布雅之の憧球』で、大谷翔平選手が「45HR・45盗塁を達成できた理由」を解説した。

【動画】掛布氏が大谷選手が打てる理由を解説



■「50HR・50盗塁」の可能性に言及

大谷選手が10日に「46HR・47盗塁」を記録したことを聞かされた掛布氏は「それだったらね、50・50にいってもらいたいね。残り19試合なら、可能性は十分だね。盗塁はいくでしょ」と話す。

さらにホームランについても「ここに来て、大谷選手の打球角度を見ると、上げにいってますよ。本人もたぶん、ホームランを意識して打球を上げにいって、上がっているのでね。あと4本打てる可能性はかなりあるので、50・50の可能性も出てきたんじゃないかなという気がします」と解説した。


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■「打てる理由」を分析

掛布氏は大谷選手のバッティングについて「今年のバットスイングはアッパーではないよね。ダウンから入って、レベルゾーンがすごく長いんだよね」と指摘する。

続けて「レベルゾーンが長くて、そこからアップするような。すごく緩やかなUの字のような形でボールをとらえて、ボールの下にバットを入れるような感じで、角度をつけて、飛ばしてると思います」と分析する。

そして「50本、50盗塁というのは、メジャーで今まで誰もやったことがないわけでしょ」とコメントした。


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■掛布氏は「48HR・10盗塁」を記録

その後、大谷選手がスピードとパワーを兼ね備えていることを指摘し「過去にこんな選手はなかなかいない」と絶賛する。

スタッフが元西武ライオンズの秋山幸二氏と元広島東洋カープ・山本浩二氏の名前を出すと「そうだね。秋山君が1番近いかもしれないね。山本浩二さんがいて、秋山君」と納得のコメント。

さらにスタッフから「掛布さんは48ホームラン、10盗塁している」と指摘されると「一応ね。ただ後ろに田淵幸一さんがいたから、『走るな』の時代。大谷選手も1、2番を打ったことが、40・40に繋がった気がするよね」と持論を展開した。


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■前人未到の記録をクリア

大谷選手はメジャー前人未到の「45HR・45盗塁」をクリア。日本でも達成した選手はいない記録だ。

動画で名前の挙がった秋山氏は1987年に「43HR・38盗塁」、1990年に「35HR・51盗塁」とあと一歩まで迫ったが、「40・40」を達成することができなかった。

MLBでは昨年ロナルド・アクーニャ選手が「40・40」を達成。その後、盗塁を73まで伸ばしたが、ホームランは41本だった。

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■掛布氏が大谷選手が打てる理由を解説
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